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2017年12月

小間数別のブースデザイン #制作事例

日本の展示会では、一般的にブースの広さを「小間」で表します。
国内の展示会のほとんどは1小間 幅3mx奥行3mの9㎡となりますが、
申込む小間数については、展示する製品の大きさ、商談スペース、商談ルームの有無、
ストックルームの広さなどを考慮して決定されます(もちろん、予算も大切ですね)。
 
ここでは、これまでリオエンターテイメントデザインが手掛けたブースを、小間数別にまとめました。

1小間

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一般的に9㎡のミニマムなブース。
メインの通路からズレた場所に位置することが多く、小さなブースが密集していることで、
不利な条件であるともいえます。
特に両隣にブースが並んでいる(角でない)場合、ブースの間口が狭く、
来場者の目に入る時間が少ないため、一瞬で目を惹かせる工夫が必要となります。
 
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角に位置する小間は、角でないブースと比較して通路に面する範囲が2倍になる、当たればラッキーな場所。
1小間ブースの中でも比較的来場者に見つけてもらいやすく、
ブースデザインは空間を意識して行います。
 
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2小間

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初出展や小規模出展の際、先述の1小間と同様に人気なのが2小間ブース。
1小間の倍になりますから、角小間をゲットできる確率もアップします。
 
ただし、あれもこれもと製品を詰め込むとすぐに狭くなってしまいますし、
「なにを見せたいブースなのか分からない」ということにもなりかねませんから、
導線や余白を意識しながら展示する製品を選定していくことが大切です。
 
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3〜6小間

大きな製品を展示したい場合に適した広さです。
間口を広くとり、スッキリと見せることで、伝えたいことが伝わりやすく、
立ち止まってもらいやすいブースになります。
 
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スペースを上手に使うことで、トークセッションやセミナーを行う
観覧スペースなども入れることができるようになります。
 
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8小間〜

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8小間以上の広いブースは、特に空間の統一感が重要です。
どこから歩いてきたとしても狙ったイメージを来場者に与えることができる工夫、
少しでも長くブース内に滞在してもらえる工夫をしています。
 
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リオエンターテイメントデザインにご相談ください!

今回掲載したデザインは
リオエンターテイメントデザインのデザイン実績の一部です。
ご予算やコンセプトに応じて
オリジナルデザインを作成いたしますので、お気軽にご相談ください。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
お問い合わせページはこちら

来場者が通り過ぎてしまうブースの特徴

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満を持して展示会に出展したのに全然人が来てくれない、
とお悩みの担当者も多いはず。
 
とりあえず出展していれば寄ってくれる人もいるだろうと
期待することもあるかもしれませんが、
決して安くない出展費用や通常の業務を後回しにしてまでかける大切な時間、
もったいないなと感じるブースも少なからず存在します。
 
様々な展示会に参加していて感じることは、
人が集まらないブースには、共通点があるということ。
まずそれを知りましょう。

その1.何のブースかが分からない

何を扱っている会社か、ウリは何か
一目で理解できないブースは、意外と多いもの。
これでは人が集まりません。
実感のわかない抽象的なアイキャッチ看板も同様です。
 
遠くから見えるように大きく、シンプルに、
ハッキリした色で、高い位置に掲げる必要があるかもしれませんね。

その2.「尖り」がない

よほどの有名企業でない場合、企業名だけで集客することはできません。
見たこともない企業名とロゴを
大きく掲げているブースがよく見られますが、
来場者の目線を集めるのに効果的とはいえないでしょう。
 
さらに、あれもこれもと製品を置きすぎて
何を見せたいのか分からなくなっている
「尖り」のないブースも実はたくさんあります。
 
この場合、社名よりも重要なのは「業界最安値」「日本初上陸」といった
会社や製品の特徴を見せながら、製品をある程度絞ってみるのがオススメ。
キョロキョロと目線を動かして歩きながら、
どのブースが自分にとって興味があるかを探す来場者には、
短く分かりやすいアイキャッチ看板が有効です。
 
参考

その3.入りづらい

大きな商品や受付台が置かれていて入り口が狭い
照明が暗い
受付台の下や奥にモノがたくさん置かれていて汚い
などで入っていきづらいブースも、人が集まりません。
 
複数人のスタッフが名刺入れを手に入り口で待ち構えていたり、
一箇所に固まって雑談していたり……。
逆にスタッフがひとりもいなかったりするブースも入りづらいですよね。
 
百貨店やショッピングセンターのテナント、飲食店など、
プライベートで出くわす「なんとなく入りづらいお店」から
ヒントを探してみるのもオススメです。

来場者が足を止めるのは……

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実際に展示会場を歩くと、
人が集まりワイワイにぎやかなブースと
閑散としているブースが見つけられると思います。
自社のブースを作る前に実際に展示会場を見学して、
この2つのブースにはどのような違いがあるのかを探してみてください。
 
来場者がブースの前で足を止めるのは、興味を持った時。
ターゲットが興味を持ちそうなことを念入りに調査して、
人の集まるブースづくりを目指しましょう!
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079

小間位置が悪い...悲運に負けない集客のコツ

半年前から計画していたブースに実際にお客様がいらっしゃるのを見るのが、

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展示会で当たった小間の位置が、
会場の最も奥まった場所だった……
小さいブースが密集しているど真ん中……。
 
満を持して展示会に申込んだのに
当選した小間の位置に恵まれず、やる気がなくなってしまった。
そんな担当者さんがよくいらっしゃいます。
 
しかし!落胆する前に!
できることがあります。
 
ここでは、小間位置が悪い時のブースの作りかたについて、ご提案します。

ブースデザインで負けない

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小間位置が悪い場合、まずブースの存在感を高める工夫が大切です。
 
キャッチコピー
 
特に小さい小間の場合、1つのブースが来場者の目に入るのはほんの一瞬。
 
ここで重要なのは、短く、わかりやすいキャッチコピーです。
いろいろなブースに目線を移している中で一瞬で目に入るように、
そして、その一瞬だけで文字の内容を理解させる工夫をしましょう。
もちろん、ターゲットがターゲットとなる来場者が気になっている、
興味を持ちそうな文言である必要があります。
 
遠くからでも気づいてもらえるように、大きく、ハッキリした色で、
高い位置に掲げる必要があるかもしれませんし、
ブース前まで歩いてきた人が最も見やすいように、
目線高のサブタイトルを設置することも有効であるかもしれません。
 
参考
 
飛び道具
 
飛び道具とは、目立つ手段のこと。
例えば、個性的な造作物やAR、プロジェクションマッピングなどが挙げられます。
 
独創的かつ目新しい飛び道具を活用することで、
「◯◯って会社知ってる?」と話題にのぼった時、
「展示会でARをやっていた会社ですよね」と
印象づけることができるようになります。
 
参考

接客で負けない

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同じ条件でも人が来るブースと来ないブースがあるとすると、
この「接客」が大きなカギを握っています。
 
ブースデザインの工夫ができたら、
スタッフの動きで居心地の良さを考えてみましょう。
 
待ち構えない
 
例えば、名刺入れを手にしたスタッフが
横一列に並んで入り口で待ち構えているといかがでしょう。
 
プライベートで訪れた服屋さんなどで実感したことのある人も
多いかもしれませんが、
そうしたスタッフが見えた瞬間きっと、
来場者は足早に、伏し目がちに通り過ぎていきます。
 
人通りがなく暇だと感じる時があるとしても、
いざ通った人に入りづらいと感じさせない動きが大切です。
 
参考
 
既存顧客へ来てもらう
 
心理学に同調行動というものがあります。
同じ立地にあってもすいているラーメン屋よりも
行列ができているラーメン屋の方が美味しく感じる、
人だかりを見ると何が起きているか気になって近づいてしまう、
赤信号はみんなで渡れば怖くない……。
 
これは、展示会でも同様。
人が立ち止まっているというだけで、それを見た人の注目を集めるのです。
 
既存顧客を招待して、たくさんの人に来てもらいましょう。
なお展示会の機会は、既存顧客との関係強化にも有効です。

この悲運は悲運ではない!

アクセスの良くない場所にまで歩いてきてくれる来場者は、
本当に必要なものを求める
真剣さを持った人である場合が多いです。
 
だからこそ、立地の悪い小間は、
見込み客に出会いやすい場所であるともいえます。
 
そう考えると、この悲運は悲運ではないのです!
 
当たった小間位置によって、
効果的なブースデザインもスタッフの動きもガラリと変わります。
デザイン会社へ依頼することも検討しながら、
その立地でしかできないブース運営を探してみてくださいね。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079

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