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【業種別】展示会に着ていく服装選びのポイントとは?注意点も紹介

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展示会に着ていく服装は、自社のイメージや出典のコンセプトに合わせるなどさまざまなポイントがあります。本記事では、展示会に来ていく服装選びのポイントを業種別に紹介します。あわせて、いくつかの注意点も紹介していくので参考にしてください。

展示会で自社ブースを出展する際、服装は第一印象を決める大切なポイントです。適切な服装は業種や場面に応じて異なり、その場にふさわしいスタイルを選ぶことが求められます。ビジネス系の展示会では、清潔感や信頼感を重視したスーツスタイルが基本です。一方、アパレルやクリエイティブ業界では、個性やトレンドを取り入れたおしゃれなコーディネートが好印象を与えます。

この記事では、業種別におすすめの服装スタイルと、その選び方のポイントをわかりやすく解説します。また、服装選びで失敗しないための注意点も紹介します。
 
 

展示会場に適した服装の種類

展示会場での服装は、業種や目的に応じて適切に選ぶことが重要です。服装は、第一印象を左右し、相手に信頼感や親近感を抱いてもらうための大切な要素です。展示会場に適した服装の種類は以下のとおりです。

  • スーツ
  • オフィスカジュアル
  • 作業着・制服
  • 自社ロゴTシャツ

ここでは、展示会での代表的な服装を紹介し、それぞれの特徴と適した業種について解説します。

 
 

スーツ

スーツは、展示会場での定番スタイルであり、信頼感とプロフェッショナルな印象を与える服装として、多くの業界で採用されています。とくに、商談や提案を主目的とするBtoB向けの展示会では、フォーマルなスーツ姿が相手に安心感を与えるため非常に効果的です。

男性の場合、濃紺やグレーのスーツに白いシャツを組み合わせるのが基本です。ネクタイはシンプルなデザインを選び、派手すぎないよう注意しましょう。

一方、女性の場合は、パンツスーツやタイトスカートスーツが一般的で、落ち着いた色味を選ぶとよいでしょう。また、靴やカバンの手入れを忘れずに行い、清潔感を保つことが重要です。

銀行やコンサルティング業界、IT関連の企業が集まる展示会では、スーツがとくに適した服装とされています。こうした場では、上層部の方が参加することも多いため、スーツの着こなしや細部への配慮が信頼を得るカギとなります。

自信を持って臨むためにも、きちんと準備して参加しましょう。

 
 

オフィスカジュアル

オフィスカジュアルは、フォーマルすぎないビジネススタイルとして親しまれており、スーツや制服よりも柔らかい印象を与えます。リラックスした雰囲気を演出するのに適しており、広告業界やデザイン関連、スタートアップ企業が多く集まる展示会でよく選ばれる服装です。

男性はジャケットにノーネクタイのシャツ、女性はブラウスにスラックスやミディスカートを合わせるのが一般的です。

過度な装飾や派手な色使いは避け、清潔感を大切にした色味や素材を選ぶことがポイントです。オフィスカジュアルは親近感を与えるだけでなく、動きやすさも兼ね備えているため、展示会ブースでの接客などで移動が多い場合にも適しています。

 
 

作業着・制服

作業着や制服は、自社の業務内容や専門性をアピールするのに適しています。とくに、製造業や建設業、工業系の展示会では、作業着を着用することでプロフェッショナルな印象を与えられます。

作業着に自社のロゴやブランドカラーを取り入れることで、来場者に視覚的に企業を印象づけられ、認知度の向上にもつながります。また、食品業界やサービス業では、清潔感のある制服を着用することで、衛生面への意識をアピールすることが可能です。

展示会場で職種や企業の特徴を視覚的にも伝えられる点が、作業着や制服の大きなメリットです。また、制服はスーツなどのフォーマルな服装より動きやすいため、体を動かすことが多い展示会には最適といえます。

 
 

自社ロゴTシャツ

自社ロゴTシャツは、ブランドの認知度を高めるためのシンプルで効果的なアイテムです。とくに、若年層をターゲットにした商品やサービスを扱う企業や、ベンチャー企業が参加する展示会でよく見られるスタイルです。

鮮やかなブランドカラーや目立つロゴデザインを取り入れることで、視覚的なインパクトを与えられます。また、ブーススタッフ全員で統一したTシャツを着用することで、チームワークや一体感を演出することも可能です。

Tシャツの素材やサイズ選びを工夫することで、長時間の展示会でも快適に過ごせます。

 
 

展示会での服装マナーや注意点

展示会はビジネスの場であり、参加者に与える印象が非常に重要です。そのため、服装選びでは相手に好印象を与えることを意識しつつ、快適に過ごせるスタイルを選ぶことが求められます。

ここでは、展示会での服装マナーや注意点を3つのポイントに分けて解説します。

 
 

カジュアルすぎない服装を選ぶ

展示会では内容や業種によって適した服装が異なりますが、Tシャツやデニムといったカジュアルすぎる服装は避けたほうがよいでしょう。

とくに、BtoB向けの展示会や高級感が求められる業種では、スーツやオフィスカジュアルなどのフォーマルなスタイルが適切です。

一方で、アパレルやエンターテインメント業界の展示会では、トレンドを取り入れた服装が許容される場合があります。イベントの雰囲気や目的に合わせて、適切なスタイルを選ぶことが重要です。

 
 

清潔感を意識する

不潔な印象は相手を不快にさせます。そのため、シワのない服や手入れされた靴を選び、細部にまで気を配ることが大切です。

また、長すぎる爪や乱れた髪型は、だらしない印象を与えます。髪や爪もきちんと整えましょう。女性の場合は、ノースリーブやあまりにも短いスカートは避け、肌を過度に露出しないように注意します。

清潔感のある見た目は、相手に安心感を与え、ビジネスにおける信頼の構築につながります。

 
 

動きやすさを重視する

展示会では長時間の立ち仕事や移動が多いため、動きやすい服装を選ぶことも大切です。硬すぎる素材や体にフィットしすぎる服は動きを制限するため、避けたほうが良いでしょう。

たとえば、柔らかい素材のジャケットやパンツを選ぶことで、動きやすさとフォーマルさを両立できます。また、靴は歩きやすいものを選び、女性の場合は低めのヒールが望ましいです。

快適な服装を選ぶことで、接客や商談に集中しやすくなり、展示会を効率的に進められます。展示会での服装は、プロフェッショナルな印象を与えるだけでなく、自分自身が快適に過ごせることも重要です。

カジュアルすぎない服装と清潔感を心がけ、動きやすさを重視したスタイルを選びましょう。これらのポイントを押さえることで、展示会で相手に良い印象を与えられ、成功につなげられます。

 

 

展示会に着ていく服装選びのポイント

展示会は、来場者と直接コミュニケーションを取る貴重な機会であり、企業のイメージや認知度を向上させる重要な場です。そのため、服装は単なる身だしなみではなく、企業や製品の印象を形成する大切な要素となります。

ここでは、来場者と良好な関係を築きつつ、自社の魅力を効果的に伝えるための服装選びのポイントを解説します。

 
 

話しかけやすい服装を選ぶ

展示会では最初、多くの来場者が警戒心を抱いていることが多いため、親しみやすさを感じさせる服装を選ぶことが重要です。

たとえば、柔らかい色合いやシンプルで清潔感のあるスタイルは、来場者に安心感を与え、コミュニケーションを促進します。

逆に、派手すぎる装飾や暗い色調の服装は相手に威圧感を与える可能性があるため、避けるべきです。また、笑顔や姿勢などの振る舞いを心がけ、話しかけやすい雰囲気を演出することが大切です。

このような工夫をすることで、来場者との距離を縮め、効果的なコミュニケーションが生まれます。

 

 

自社のイメージに合わせる

服装は、自社のブランドイメージを表現する重要な手段です。たとえば、スタートアップ企業の場合、革新的でカジュアルな印象を与える服装が適しているかもしれません。

一方、伝統的な業界や高級感を重視する場合は、スーツやフォーマルなスタイルが効果的です。また、企業のロゴやカラーを取り入れたユニフォームを導入するのもおすすめです。

統一感のある服装は、企業の認知度を高め、同時にプロフェッショナルな印象を与えられます。自社のメッセージや価値観を服装に反映させることで、来場者に印象を強く残せます。

 

 

出展ブースのコンセプトに合わせる

展示会のブースは、自社の製品やサービスを来場者に効果的にアピールするための重要な空間です。そのため、ブースのコンセプトに合わせた服装を選ぶことで、視覚的な統一感を生み出し、来場者に強い印象を与えられます。

たとえば、ナチュラルな製品を扱う場合は、自然な色合いや素材感を意識した服装が適しています。

一方で、テクノロジーや未来感を打ち出すブースでは、モダンでシャープなデザインの服装が適しています。ブース全体の雰囲気と服装が調和していることで、来場者に一貫したメッセージを伝えられます。

服装はブースデザインの一部として捉え、製品やサービスの魅力を最大限に引き出す重要な要素として活用しましょう。

 
 

視線を集めるデザインにする

展示会では、来場者の視線を集めることが成功の鍵となります。目を引く服装は、効果的に視線を集められます。鮮やかな色やユニークなデザインを取り入れることで、遠くからでも注目を集められます。

ただし、派手すぎるデザインは逆効果になる場合もあるため、自社のイメージや展示会のテーマとのバランスを意識しましょう。

また、服装に自社のロゴやキャッチフレーズをデザインとして取り入れることで、来場者に企業名を印象付けることが可能です。

 

株式会社リオエンターテイメントデザインでは、これまでに手がけたブースデザインを掲載しています。ぜひご覧ください。

 
 

まとめ

自社ブースを出展している展示会では、目的や業種に応じて適切に服装を選ぶことが、重要です。ビジネス関連の展示会ではフォーマルな印象を、クリエイティブ業界の展示会ではセンスやトレンドを意識したスタイルの服装を着用することで、効果的に集客できます。

株式会社リオエンターテイメントデザインでは、担当するデザイナーが初回打ち合わせから、デザイン進行、発注、現場管理を一括で行い、展示会出展をサポートいたします。

また、無駄な人件費をカットすると共に、よりクライアントの要望に添ったデザイン、現場管理を可能にしております。

ブランディングやPRに力を入れ、展示会での集客やインパクトを重視したい場合は、ぜひ株式会社リオエンターテイメントデザインにおまかせください。まずは、ホームページよりお気軽にご相談ください。

 
 

展示会ブースのパネルデザインのコツは?効果的に集客する方法

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展示会のパネルデザインのコツには、見た目だけでなく、自社の強みをアピールし統一感を持たせることなども挙げられます。本記事では、展示会ブースのパネルデザインのコツを、要点ごとに詳しく解説するとともに、効果的に集客する方法も紹介します。

 

展示会ブースのパネルデザインは、来場者の目を引き、興味を持たせる重要なポイントです。効果的なデザインの基本は、ターゲットに合った情報を明確かつ魅力的に伝えることです。

色使いや文字サイズ、配置、照明などの工夫によって、集客効果を大きく高められます。目立つデザインや落ち着いたデザインなど、展示ブースのジャンルにあったデザイン選びをしましょう。

本記事では、展示ブースで使えるパネルデザインのコツを紹介し、集客力をアップさせる効果的な方法を解説します。賑わいのある展示ブースにできるよう、ぜひ参考にしてください。

 

展示会のパネルデザインを作成する5つのコツ

展示会パネルデザインは、企業や製品の魅力を効果的に伝えるために非常に重要な役割を果たします。そのため、デザインを作成する際には、いくつかのポイントに注意を払う必要があります。

以下で、展示会パネルのデザインを作成するために大切な5つのコツを紹介します。
 

インパクトや見やすさを重視する

展示会では、多くのブースやパネルが並ぶなかで目立つことが重要です。インパクトのあるパネルデザインが求められるため、視覚的に強い印象を与える要素を取り入れる必要があります。

色使いやフォント、画像などを工夫することで、来場者の視認性を高められます。また、パネル全体にわたって一貫したデザインを保つことや過度に情報を詰め込みすぎないことも、視認性の向上に不可欠です。


逆に、目立つデザインを意識しすぎて見にくい色調にしてしまうと、集客には逆効果になる恐れがあるため注意が必要です。

 

遠くから見た場合にどう見えるかを考える

展示会では来場者が遠くからパネルを見たときに、その情報がどう見えるかを考慮することが大切です。近くで詳細を見てもらうためには、まず遠くからでも目を引く必要があります。たとえば、ブースの入り口から遠くにいても、視覚的に認識できるキャッチコピーやロゴを配置することが効果的です。また、パネルの高さや角度も重要で、見やすさを意識し適切に配置することで、集客効果が高まります。

 

わかりやすいデザインにする

展示会のパネルデザインにおいて最も重要なのは、わかりやすさです。情報が多すぎると、来場者が混乱し、重要なメッセージが伝わらないことがあります。簡潔で直感的なデザインを心がけることがコツです。また、重要な情報を目立たせるために、見出しやキャッチコピーを大きく配置し、その下に簡潔に説明文や特徴を並べると効果的です。さらに、テキストと画像のバランスを考え、情報が視覚的に整理されていることも重要です。

 

 

自社ならではの強みをアピールする

展示会のパネルは、自社のブランドや製品・サービスの特徴を効果的に伝える場でもあります。そのため、自社ならではの強みをしっかりとアピールすることが大切です。

自社製品のユニークな点や他社との違い、実績などを強調し、具体的なデータや事例を挙げて、視覚的にもその強みを訴求することが効果的です。また、専門用語などは多用せず、わかりやすい言葉で表現することで、より多くの関心を集められます。

 

 

統一感や企業イメージを合わせる

展示会パネルは、自社のブランドイメージと一致したデザインにすることが重要です。企業のロゴやカラー、フォントなど、ブランドの特徴を反映させることで統一感を持たせることが可能です。また、パネルが自社のほかのマーケティング素材と一致していれば、来場者にとってより印象的で覚えやすくなります。

パネルのデザインは、企業のイメージや理念を伝えるための重要な手段です。そのため、企業が持つ価値観や理念を視覚的に表現することが求められます。

 

 

展示会のパネルが持つ役割

展示会のパネルは単なる装飾ではなく、来場者に対する重要なメッセージを伝える役割を担っています。そのため、効果的なパネルデザインは展示会での成功に直結します。以下で、展示会のパネルが果たす重要な役割を詳しく解説します。
 

インパクトのあるデザインで来場者の興味を引く

展示会において、パネルは第一印象を決定づける重要な役割を果たします。来場者がブースに近づく前に視覚的なインパクトを与えることで、その後の関心を引きつけられるでしょう。

インパクトのあるデザインとは、視覚的に目を引く色使いや構図、そして展示テーマに即したユニークなビジュアルを指します。たとえば、企業のブランドカラーやロゴを強調したデザインは、瞬時にブランド認知を高める効果があります。


大きな文字やビジュアルは、遠くからも注目を集め、来場者が自然とブースに足を運ぶよう促せます。

 

集客して自社をアピールする

パネルは、展示会で自社をアピールするための強力なツールでもあります。会場には多くのブースが並び、激しい競争のなかで自社の特色や強みを明確に伝えることが重要です。たとえば、目立つ位置に自社のキャッチコピーや最新の製品・サービス情報を掲示することで、来場者にその場で関心を持ってもらえます。

また、効果的なパネルデザインは、単なる視覚的な美しさだけでなく、機能的にも優れており、来場者がその情報を一目で理解できるように設計されています。来場者に短時間で自社の魅力が伝わるように、シンプルでわかりやすいレイアウトや視認性の高いフォントを使用することが大切です。

 

 

自社の商品やサービスを知ってもらう

 

パネルのもうひとつの重要な役割は、自社の商品やサービスを紹介し、来場者に理解を深めてもらうことです。パネルは展示会で直接的に商品やサービスをアピールできる場となり、その内容を簡潔に、かつ魅力的に伝えるために重要な役割を果たします。製品の特徴や利点をシンプルに、視覚的にわかりやすく伝えるためには図や写真を活用したデザインが効果的です。

また、ウェブサイトのリンクなどを掲載することで、より詳細な情報に簡単にアクセスできるようにすることも来場者に対する利便性を高める方法です。

 

 

展示会パネルの作り方4つのステップ

展示会パネルを実際に制作する際、まずはどこから手をつけるべきなのか迷う人も少なくありません。正しい制作過程を知ることは、よいデザインパネルを作り上げるための大きな一歩となります。以下で、展示会パネルの作り方を5つのステップに分けて紹介します。

 

自社製品のペルソナ像を作成

展示会パネルをデザインする際には、最初にターゲットとなる来場者(ペルソナ)を明確に設定し、それにもとづいたコンセプトを決めることが重要です。

どのような業界や層の来場者が興味を持つのかを考え、伝えたいメッセージを具体化します。この過程を丁寧に行うことで、よりよいデザインに仕上がります。

また、ブランディングやプロモーションの目的に合わせたテーマの設定も欠かせません。この段階で方向性を明確にすることで、後のデザイン作業がスムーズに進みます。

 

 

展示スペースの把握


展示会で使用するスペースやブースのレイアウトに合ったパネルサイズを選定します。パネルが大きすぎたり小さすぎたりすると、メッセージが伝わりにくくなります。

また、視認性を意識して、パネルをどの高さに設置するかも計画しましょう。とくに、一般的な人の目線の高さに合わせると、より視界に入りやすく効果的です。加えて、複数のパネルを組み合わせる場合は、全体のバランスも考慮する必要があります。

 
 

パネルに載せる内容を吟味

次に、パネルに載せる情報を整理します。来場者にとって重要な情報を優先し、簡潔かつインパクトのあるメッセージを心がけます。たとえば、自社製品やサービスの特徴、成功事例、データなどを視覚的にわかりやすくまとめると効果的です。また、情報が多すぎると来場者が混乱してしまうため、必要最低限に絞り込むことがコツです。

 

フォントやサイズ、デザインを決める

パネルのレイアウトを設計する際には、文字や画像の配置バランスを意識します。メインメッセージやキャッチコピーは、目を引きやすい上部や中央に配置するのが一般的です。また、重要な情報を目立たせるために空白を活用し、全体のデザインにメリハリをつけましょう。画像やグラフを使用する場合は、情報が一目で伝わる配置を心がけると効果的です。

次にフォントや配色を決定します。文字のフォントは読みやすさを重視し、強調したい部分には太字を使用します。配色は、コントラストをしっかりとつけることで、視認性を向上させる効果が期待できます。

また、自社のブランドカラーを取り入れることで、統一感を出しながらブランディングを強化できます。この段階では、デザインを印刷して視認性を確認することも忘れないようにしましょう。

企業や製品を効果的にアピールするための重要なツールです。これらのステップを実践し、細部まで丁寧に作り込むことで、展示会での成功につながるパネルを作成できます。

 
 
 
 

展示会パネルデザインで注意したい5つのポイント

展示会パネルデザインは来場者の目を引き、効果的にメッセージを伝えるための重要な要素です。しかし、魅力的なデザインをつくるためには、いくつかの注意点を押さえる必要があります。パネルのサイズや情報の配置、視認性を高める配色、そしてブランドイメージとの調和を考慮したデザインが求められます。以下では、展示会パネルデザインでとくに注意したい5つのポイントを紹介します。

 

 

色を使いすぎない

展示会パネルのデザインでは色を多用しすぎると視認性が低下し、メッセージが伝わりにくくなります。派手なカラーは注目させるには効果的ですが、パネルから受ける印象が企業イメージに直結する可能性もあるため、計画的な使用が求められます。

背景色と文字色のコントラストを意識することで、パネル全体の見やすさが向上します。自社のブランドカラーを活用するのも効果的で、ブース全体の統一感を高められます。

 

 

デザインの転用はしない

ほかのプロモーションで使用したデザインをそのまま展示会パネルに転用すると、展示会特有の目的に合わない場合があります。展示会では遠くからでも一目で内容が伝わることが重要なため、パネル用に最適化されたデザインが必要です。たとえば、細かい情報を詰め込みすぎたデザインや、ウェブサイトと同じレイアウトをそのまま使用するのは避けましょう。トレンドやニーズはその都度変化するため、パネルの役割と目的を意識し、新たにデザインする必要があります。

 

伝わりにくい内容にしない

パネルに盛り込む情報は、来場者が短時間で理解できるものに限定しましょう。複雑な専門用語や長文は避け、簡潔なキャッチフレーズや箇条書きで要点を伝えることが重要です。また、グラフやイラストを活用することで、視覚的にわかりやすく情報を伝えられます。来場者の関心を引くためには、製品やサービスの特徴を明確に示し、どのような価値を提供するかを簡潔に伝える工夫が必要です。

 

 

企業の一方的なアピールにしない

展示会のパネルデザインでは企業の一方的なアピールだけでなく、来場者にとってのメリットを明確に伝えることが重要です。来場者は、自分にとって価値のある情報を求めています。

そのため、企業の強みや製品の特徴を示すだけでなく、それが来場者の課題解決にどう役立つかを伝える内容にする必要があります。双方向のコミュニケーションを意識したデザインが、ブースへの立ち寄ってもらえる確率を高めるポイントです。

 
 

企業イメージに合ったパネルはプロに相談する

企業イメージに合った洗練されたパネルを作成するには、プロのデザイナーや制作会社に相談することをおすすめします。プロは視認性や配色、配置バランスなど、展示会パネルに特化したノウハウを持っています。また、印刷の品質も仕上がりに大きく影響するため、専門的な知識を持つ業者に依頼することで、より高いクオリティのパネルを作成できます。とくに、初めて展示会に出展する企業にとって、プロのサポートは大きな安心材料となるでしょう。

展示会パネルは、企業の第一印象を決定づける重要な要素です。ターゲット層を明確にし、来場者の心に残るデザインを心がけることで、集客効果を高められます。

また、プロフェッショナルなサービスを利用すれば、デザインから印刷まで一貫してサポートが受けられるため、より効率的に魅力的なパネルを作成できます。

パネルデザインの作成にお困りの方は、デザイン発注の一括サポートに長けた株式会社リオエンターテイメントデザインにぜひおまかせください。


リピート率8割以上のサポート力とさまざまなニーズにお応えする柔軟性で効果的なパネルデザインをご提供します。お気軽にご相談ください。

 

こちらでは、株式会社リオエンターテイメントデザインが実際にデザインしたブースを掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

 
 

まとめ

展示会のパネルデザインのコツを紹介しました。展示会のパネルは、デザイン次第で自社サービスの周知や強みのアピールなどを可能にする効果的なツールです。情報を簡潔に整理し、視認性を高めることで、ターゲットに響く適切なメッセージが伝えられます。

パネルをデザインする際は、見やすさを重視し、統一感を持たせてわかりやすくすることがコツです。より効果を求めるのであれば、プロへの依頼がおすすめです。


株式会社リオエンターテイメントデザインでは、展示会のブースデザインを手掛けています。企画だけではなく、初回打ち合わせから施工、現場管理までを担当デザイナーが一括でサポートいたします。

最新の技術と表現力を取り入れた提案で、来場したお客様の足を止めるブースづくりをご提供します。ぜひお気軽にご相談ください。

 
 

 

 

 

展示会とは?展覧会との違いや種類・メリットを解説

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展示会とは、決められたテーマをもとに企業が商品やサービスを紹介するイベントです。見込み顧客にアピールできたり、既存顧客との関係性を深められたりするメリットがあります。 自社商品をアピールするためには、展示会への出展が有効です。しかし、どんなメリットがあるのか、出展することで抱えている課題を解決できるのかなど、初めて出展するならわからないことも多いのではないでしょうか。 この記事では、目的の異なる展示会の種類や出展することで期待できる効果などを詳しく解説します。出展を成功させるためのポイントを理解して、課題解決を目指しましょう。

展示会とは

展示会とは、決められたテーマをもとに企業が自社の商品やサービスを紹介するイベントのことです。出展することで、新規顧客の獲得や企業の宣伝に効果が期待できます。 展示会はさまざまなテーマのものが全国各地で年間通して開催されており、出展する企業にとっても、新商品やサービスの情報を発信できるメリットの多いイベントのひとつです。 以下では、年間の開催頻度や開催場所など具体的な展示会の内容を紹介します。

年間の開催件数

国内では、年間700件ほどの展示会が開催されていると推定されています。開催されている分野はさまざまですが、大きく分けると以下の分野が挙げられます。

  • 環境・エネルギー
  • 食品・飲料・厨房関連
  • 産業機械・機器全般
  • 電気・電子・通信・半導体
  • 計測・分析・検査・試験機器

それぞれの分野で展示会ごとに同一のテーマに沿って開催され、開催する主催者は主に、工業会やその業界の団体などです。そのほか、新聞社や出版社、放送局が主催している場合もあります。 展示会の開催時期は春と秋に集中しており、2・5・ 9・10月が繁忙期といわれています。開催情報はJETROの「見本市・展示会情報(J-messe)」や、RX JAPAN株式会社の「見本市一覧」などから確認できます。

来場者の属性と目的

基本的には、BtoBの企業や団体が顧客となります。来場者の多くは、管理職やその部下などの社員で、導入を検討している製品の情報を収集する目的で参加します。 しかし、近年では企業や団体だけではなく、展示会のテーマに興味のある一般の消費者も来場することが可能なBtoBtoCの展示会も増えてきています。 どちらがターゲットの展示会であっても、来場者の目的は情報収集です。最新技術やノウハウなどの情報収集をするために来場する人が多くいます。 展示会やブースのスタイルによっては、展示製品をそのまま受注することも可能です。しかし、実際は展示会内で購入するケースは少ないでしょう。展示会で得た情報をもとに社内で協議し、その後具体的な商談が行われるのが一般的な流れとなります。

こちらの記事では、展示会に出展する目的について解説しています。来場者が集まるブースの特徴も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

開催される場所

展示会の規模はさまざまですが、大規模な展示会のメイン会場は以下の場所が挙げられます。

  • 関東:幕張メッセ・東京ビッグサイト・東京国際フォーラム・パシフィコ横浜
  • 中部:Aichi sky Expo・ポートメッセなごや
  • 関西:インテックス大阪

大規模な会場で行われる展示会なら、出展企業は2,000社以上、来場者は50万人ほどとなることもあります。

展覧会との違い

展示会と展覧会は、以下の5つの違いがあります。

目的

展示会の目的はビジネスです。企業は新規顧客獲得のためや、新商品・サービスの認知度を上げるために出展します。展示会は、今後のビジネス拡大を目指す企業が参加するイベントです。一方展覧会は、芸術や学術に触れる文化的な目的があります。出展するものは作品や資料です。来場者は教養を身につけるため、展覧会のテーマに関する理解を深めるために訪れます。

規模

展示会は大規模な会場で行われるのが大半です。東京ビッグサイトやインテックス大阪などで行われます。来場者数も多く、ひとつの展示会で数十万人規模が来場します。 一方展覧会の会場は美術館や博物館など、展示会と比べると小規模であるのが一般的です。関東では、東京国立近代美術館やギンザ・グラフィック・ギャラリーなどで行われます。

期間

展示会は大規模な会場で短期間開催されます。ひとつの展示会の開催期間は数日間ほどです。しかし、開催される間隔は半年や一年ごとなどと定期的に行われます。 一方展覧会は、展示会に比べると小規模ですが、長期間開催されるのが一般的です。開催期間は数週間〜数ヶ月単位で開催されます。また、ひとつの展覧会でも開催場所が一箇所とは限らず、数箇所で開催されることも珍しくありません。

内容

展示会は業界ごとに特化した内容で開催されるのが一般的です。たとえば、自動車業界なら「モーターショー」、食品業界なら「食博覧会」などが挙げられます。一方展覧会の開催内容は、人物や美術品など特定のテーマに絞られています。

雰囲気

展示会はビジネス目的のため、出展者が声かけをしたり来場者が展示品の説明を受けたりなど、会話が飛び交っているのが一般的です。なかにはゲームショーなど、楽しみながら見学するような展示会もあります。 一方展覧会は、静かで落ち着いた雰囲気です。会話はほとんどなく、ひとつの作品にじっくり向き合いながら巡ります。

このように、展示会と展覧会は目的や内容などまったく異なるイベントです。

展示会の種類

展示会は大きく5種類に分けられます。企業によって出展する展示会を選ぶ必要があるため、違いを把握することが重要です。

ビジネスショー

展示会の多くはビジネスショーです。ビジネスショーは商談会・商談展・合同展示会ともいわれており、商談のために行われます。自社の商品やサービスを通して、自社の認知度アップや顧客獲得を目的としているのが一般的です。 ビジネスの幅を広げたいと考えている企業は、ビジネスショーを利用すると良いでしょう。ビジネスショーでは多くの来場者とコミュニケーションがとれるため、あらゆる視点からの情報収集の機会が生まれ、今後のマネージメント戦略の参考となります。

展示即売会

展示即売会とは催事やセールなど、売り上げのための展示会のことで、BtoCのイベントです。展示即売会で展示されている商品は市場価格よりも安く販売することも多いため、一般消費者の購買意欲が高められます。 自社に対する認知度が低く、既存商品やサービスが売れないと悩んでいる企業は、展示即売会に出展すると良いでしょう。売り上げることによって認知度も上がり、ビジネスショーでの出展も成功しやすくなります。

パブリックショー

ビジネスショーがBtoBであるのに対し、パブリックショーはBtoCのイベントです。ターゲットは一般消費者で、幅広く来場者を募ります。パブリックショーでは最新商品やサービスを一般消費者に知ってもらうのが目的です。 そして、今後のビジネスにもつながるよう、ファンを増やすことも目的とされています。パブリックショーでは販売まで行われることが多く、売り上げも期待できます。 一般消費者の来場が多いことからSNSで取り上げられる機会も増え、来場者以外にもアピールできるところが魅力です。

プライベートショー

パブリックショーは複数の企業が出展するイベントであるのに対し、プライベートショーはひとつの企業のみが開催するイベントです。招待制になっており、特定の企業や業界を対象とし、既存顧客との関係を深める目的で開催されます。 既存顧客との関係がより向上することで、新たな商談につながるビジネスチャンスが生まれます。また、ビジネスショーよりも落ち着いた雰囲気のイベントのため、参加者にとっても居心地の良いイベントです。

オンライン展示会

コロナ禍以降、オンライン展示会が増えてきています。オンライン展示会はバーチャル展示会やWeb展示会とも呼ばれており、仮想空間で開催されるところが特徴です。 出展する側と来場者側のどちらにとっても時間や場所を制限されず、利便性の高いところが注目されています。 オンライン展示会は最初の準備に手間と費用がかかりますが、長期的に運用できるため、最終的にコスト削減が期待できます。ただし、オンライン展示会は通常の展示会と比べると商談につなげるハードルが上がるため、別途対策を考える必要があります。

展示会に出展するメリット

展示会に出展すると、以下のようなメリットが得られます。それぞれを詳しく解説します。

多くの見込み顧客にアプローチできる

大規模な展示会であれば、多数の来場者が見込めます。そのため、自社をアピールできる機会が多くなるため、見込み顧客を増やす機会として利用できます。 展示会は、一度に多くの見込み客へ直接アプローチできるところが魅力です。企業にとって、こちらから足を運ばなくてもアプローチできるところは、大きなメリットになります。 また、他社のブースも多く出展しているところが展示会の特徴です。そのため、企業同士のつながりが生まれ、情報交換できる可能性もあります。

来場者に体験と感動を届けられる

展示会では、新商品やサービスの魅力を最大限引き出せるブースで展示品に直接触れられるため、手軽に体験してもらえます。また、展示会の雰囲気もあいまって、大きな感動も届けられるでしょう。 商品やサービスを資料で説明するだけでは味わえない体感も、展示会であればより具体的に与えられます。 また、競合相手との差別化を感じてもらいやすいところも展示会のメリットです。同じ空間で他社の商品と体感して比べてもらえるため、より自社の商品やサービスの良さが伝わりやすくなります。

顧客エンゲージメントを向上させられる

展示会には、既存顧客との関係性をさらに向上させられるメリットもあります。展示会は新規顧客獲得のためのイメージが大きいですが、既存顧客との良好な関係を築くための良き機会でもあります。 既存顧客との関係を向上させられると、これからも自社商品やサービスを愛用してくれることにつながり、企業の利益を安定させられます。 既存顧客に来場してもらうためには、招待状を贈るのが効果的です。贈られた側にとっては、自社を大事にしてくれていると好印象を与えられるでしょう。

自社の認知度を向上させられる

展示会には多くの来場者が見込まれるため、自社の認知度を上げる効果が期待できます。認知度が上がらず悩んでいる企業や、立ち上げたばかりの企業であれば積極的に展示会を利用しましょう。 一度の展示会では成果を得られなかったとしても、複数回出展することで認知度を上げられます。たとえ商談までつながらなくとも、商品やサービスを体験してもらうことで印象に残り、次回の商談につながるかもしれません。

展示会の注意点

展示会への出展を成功させるためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

ノウハウが必要となる

展示会への出展には、企画や運営に関するノウハウが必要不可欠です。ただブースを出展するだけでは、目に留めてもらうこともできません。見込み顧客を獲得できず、自社の知名度を上げることも難しくなります。 すでに出展経験のある企業であれば、自社でノウハウが蓄積されているかもしれませんが、とくに初めての場合はノウハウがないことも少なくありません。そうした場合は、イベント出展などに特化した専門会社への依頼がおすすめです。

準備に時間とコストがかかる

展示会に初めて出展する場合は、予想以上に時間がかかる可能性があることを考慮しておきましょう。また、出展にかかる費用も高額になりやすいです。一般的に、出展への準備期間は3ヶ月ほどかかります。

基本的な出展までの流れは以下のとおりです。

  1. 出展に必要な手続きを行う
  2. ブースの位置を確認する
  3. マーケティングや集客方法の計画を立てる
  4. ブースの詳細を決める
  5. 機材や備品を手配する
  6. 照明や音楽など演出を考える
  7. プロモーションを計画する
  8. 製品サンプルなどの展示物や配布資料の作成を依頼する
  9. 招待状やDMなど集客ツールを作成する
  10. 主催者と打ち合わせする
  11. オペレーションの確認と修正をする

準備の手順が多いため、初めて出展する場合は余裕を持って進めましょう。余裕を持つことで、準備中のトラブルにも備えられます。 また、出展には100万円〜数百万円ほどの費用がかかります。出展料やブースのデザイン・設置費用、配布資料などの事前準備の段階でかかる費用に加え、当日の運営にかかわる人件費も内訳に含まれます。 出展料はブースの広さと位置などによって、同じ展示会に出展する場合でも必要な費用が異なります。また、展示会自体の規模や知名度によっても変わってくるでしょう。 ただし、展示会によっては早期の出展申し込みで割引になることもあるため、あらかじめ確認しておくとコストを削減できます。

展示会を開催する際のポイント

展示会への出展は、以下6つのポイントを押さえるとスムーズな開催が可能になります。それぞれのポイントを詳しく解説します。

目的とターゲットを明確にする

まずは、何のために出展するのか、出展の目的を明確にしましょう。また、目的が明確になることで、アプローチしたいターゲット層も明確になります。 出展の目的としては、認知度の向上や新規顧客・案件の獲得、既存顧客とのエンゲージメントの向上などが挙げられます。 いくつもあるブースから自社のブースを来場者に選んでもらうには、ひと目で興味のあるブースであるかを見極められることが必要です。目的とターゲットを明確にすることで、必然的に魅力が伝わりやすいブースが完成します。

ブースの規模と位置を決める

ブースの規模と位置は、出展効果を左右する大きなポイントです。ブースの規模は、大きいほうが商品を展示しやすく来場者も見やすいですが、その分設営費用や必要なスタッフ数も多くなります。 ブースの大きさは、展示にどれくらいのスペースが必要か、説明や商談にどれくらいのスペースが必要かといった内容をもとに計画します。また、規模が大きくなる分費用が必要になるため、予算とのバランスも考慮しましょう。 また、出展する位置も非常に重要なポイントです。来場者が目に留まりやすく入りやすい位置だと、集客率が上がります。ただし、条件の良い位置は人気が高いため、先着順の場合はすぐに埋まりやすいです。好条件の位置に出展したい場合は、早めに行動しましょう。 ブースの位置をこちらで指定できる場合は、以下のポイントをチェックして選ぶと良いでしょう。

  • 出入り口に近いか
  • 開放面が多いか
  • 集客力の強い企業が近くにあるか

集客力の強い企業が近いと、来場者が流れてしまいそうで避けやすいですが、認知度を上げるなら、あえて近くに出展するのもおすすめです。 近くにあると、自社のブース近くに人の流れが定期的にある状態になるため、自社のブースに入ってもらえる機会が増えるでしょう。 しかし、好条件の場所は出展費用が高く設定されていたり、場所をくじ引きで決める展示会があったりするため、必ずしも希望通りにはならない場合もあります。

ブースのデザインやレイアウトにこだわる

来場者に入りたいと思わせられるような、ブースのデザインやレイアウトにもこだわりましょう。ブースの見た目だけでも、集客力は大きく変わります。 ブースは展示物を魅力的に見せられる、来場者の目を引くようなデザインとレイアウトに企画することが重要です。

自社ブースへの集客に力を入れる

ブースへの集客は展示会内だけではありません。事前に配る招待状やDM、自社サイトやSNSを利用した告知なども集客方法のひとつです。 招待したい顧客が多いなら、DMを利用するのもおすすめです。一斉送信できるため、効率的に知らせられます。 日頃から顔を合わせる機会のない相手に参加を促す場合は、招待状を個別で送付するのも良いでしょう。熱意が伝わりやすいため、前向きに検討してくれる可能性も高まります。 ただし、文章のみでお知らせする分、気持ちや意図が伝わりやすいように内容の工夫が必要です。日頃から送信相手をリスト化しておくと、スムーズに作業を進められます。 自社のサイトなら掲載制限もないため、自由にアプローチできる有効な方法です。しかし、サイトにアクセスしてくれなければ告知できないため、集客力の弱い点がデメリットです。そこで、SNSも利用して告知すると、集客力を上げられます。 XやInstagramなどは利用者数が多いため、幅広いターゲットへアピールできる便利なツールです。招待制ではないBtoCタイプの展示会に非常に効果的です。 普段から商品やサービスをSNSで定期的に発信してフォロワー数を増やしておけば、展示会の告知も効率的に進められます。

アフターフォローを行う

展示会は出展した後のアフターフォローが成功を左右します。展示会後にしっかりアプローチすることで、さらに出展した効果を向上させます。とくに、名刺交換などで獲得した見込み顧客は、アフターフォローによって新規顧客に発展できます。 アフターフォローの方法としては、電話・メール・DMの3つがあります。電話は1対1で話せるため、お礼の気持ちが伝わりやすく、会話内で感想やニーズを聞き出しやすいところがメリットです。 展示会でゆっくり話せなかった相手や、関係性を深めたい相手には電話でのフォローがおすすめです。一方メールは、展示会後すぐにフォローできるメリットがあります。人数が多くても負担になりにくく、記録として残すことも可能です。 しかし、他社との差別化を図るのであれば、郵送のDMをおすすめします。個人宛に郵送すれば読まれる可能性が高く、手元にも残ることから印象に残りやすくなります。

専門会社にサポートを依頼する

展示会への出展が初めての場合や準備に時間がとれないなら、専門会社にサポートしてもらうのも良いでしょう。専門会社なら、要望に合わせたブースづくりをしてくれます。 アイデア出しから対応してくれる会社なら、抱えている仕事と並行して出展までの準備をスムーズに行えるため、業務負担を大幅に軽減できます。

株式会社リオエンターテイメントデザインは、イベントや展示会のブースデザイン企画・施工・運営を手掛けています。最新の技術と表現力をあわせた提案力で、初めて出展を予定している企業様でも安心してお任せいただけます。実際に制作したブースのデザインもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

まとめ

展示会とは決められたテーマをもとに、企業が商品やサービスを紹介するイベントです。展示会には、最も多いビジネスショーや売り上げる展示即売会、一般消費者をターゲットとしたパブリックショーなど種類があります。出展する目的やターゲットに合う展示会を選定しましょう。 展示会に出展すると、見込み顧客にアピールできたり既存顧客との関係性を深められたりするなど、多くのメリットがあります。準備時間やコストはかかりますが、売り上げアップや業績の安定を目指しているなら、展示会は最良の機会となります。 展示会へのノウハウがなく準備を進めるのに不安がある、準備に多くの時間を確保できないなら株式会社リオエンターテイメントデザインにお任せください。 担当デザイナーが初回打ち合わせからデザイン進行、当日の現場管理まで一括でサポートいたします。お客様のニーズに合わせた柔軟な対応とリピート率8割以上の実績で、初めて出展する企業さまでも安心してお任せいただけます。ご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

展示会へ出展する目的は?来場者が集まりやすいブースの特徴も紹介

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展示会へ出展する目的は、新たな営業機会の獲得や商品・サービスの認知度向上などが挙げられ、企業にとってビジネスチャンスが広がる貴重な機会となります。市場・競合調査もできるため、今後のマーケティング対策にも役立つでしょう。 展示会に出展する目的は企業によってもさまざまですが、主に将来的な顧客の獲得につなげる機会として活用され、多種多様なテーマで開催されています。 目的を達成するために重要なのは、当日の運営だけではありません。来場者の興味を引き、自社の商品やサービスを紹介するブースに関しても、展示会の成果を左右する要素のひとつです。 そこで今回は、展示会に出展する目的や効果を解説します。集客しやすいブースの特徴も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

展示会に出展する主な目的

展示会へ出展する目的を理解することで、貴重な機会を有意義に活用できます。以下では、展示会に出展する主な目的を4つ紹介します。

新たな営業機会の獲得

展示会の大きな目的のひとつは、新たな営業機会の獲得です。展示会には既存の顧客だけでなく、新規の来場者も多数訪れます。自社の商品を幅広くアピールでき、商談につなげることが可能です。 商談が成功すれば、展示会によって新規顧客を獲得できます。展示会での営業スタイルは、リード獲得型と商談直結型の2種類です。 リード獲得型とは、将来顧客になる可能性のある企業を獲得することを目的として出展します。具体的には、自社に興味を持ってくれた来場者にアンケートなどを行って名刺交換をし、見込みとなる顧客の情報を収集します。展示会後には新しく得た顧客情報をもとに、今後の商談につなげるためのアプローチを行います。 一方で、商談直結型とは展示会で直接受注の成約につなげることを目的に出展します。具体的には、来場者に製品をアピールして見積もりをとり、商談へ持ちこみます。そして、そのまま受注の約束を取り付けます。

商品やサービスの認知度拡大

展示会は新規顧客の獲得だけでなく、自社と自社製品の認知度を上げるためのイベントでもあります。大規模な展示会であれば、来場者の多さを利用して自社商品やサービスを知ってもらい、認知度を上げることにつながります。 また、展示会の主催者がテレビや雑誌などでプロモーションを行うこともあります。メディアを通して、来場者以外の人にも自社を認知してもらうことが可能です。

既存顧客との関係性向上

既存顧客を展示会に招待することで、既存顧客との関係性をさらに向上させられます。招待することで関係性が深まり、新製品を展示会で紹介することで顧客の課題解決になることもあります。 また、普段じっくりコミュニケーションをとるのが難しい顧客の場合は、展示会によってニーズを確認し、より良い関係性を構築する機会ともなります。

市場や競合の調査

展示会での目的の多くは、市場や競合の調査です。展示会は競合企業が同じテーマに沿った製品を出展しています。そのため、競合相手がどんな製品を開発しているのかなど、出展している企業の傾向がチェックできます。 また、来場者が他社のブースを見た後に自社のブースを訪れた場合は、比較した感想を聞く貴重な機会を得られる可能性もあります。 展示会での調査結果から、自社の改善点やアピールできるポイントの再確認、マーケティングの方向性を定める参考として活用できます。

展示会で成功させるためのポイント3つ

展示会での出展を成功させるためには、以下3つのポイントを押さえておく必要があります。それぞれのポイントと、具体的な方法を紹介します。

ターゲットを明確に設定する

まずは、出展する目的とターゲットを明確にしましょう。どんな相手へアピールしたいのか、ターゲットとどこまでの関係性を展示会で築きたいのかを決めてから出展すると、必要な準備や対策が事前にとれるため、成果を上げやすくなります。 新規顧客の獲得であれば、ブース前を通る来場者の興味を引くような装飾や展示コンテンツを用意する、既存顧客がターゲットであればコミュニケーションスペースを設けるなど、ターゲットに応じたブース展開が重要です。

来場者が自社のブースに集まるよう工夫する

展示会では、来場者が競合企業より自社のブースに集まるように工夫する必要があります。ターゲットや目的が定まったら、集客方法を検討します。 効果的な集客方法は、招待状の配布やSNSやメールを使った告知などです。また、市場や競合調査であれば、アンケート協力者へのノベルティ配布やイベントの実施などで、自社への関心を高める方法もあります。 また、興味をそそるようなデザインやレイアウトなど、ブースにもこだわりましょう。ブースが競合企業より際立っていれば、来場者の興味を引き、新規顧客の獲得につながる機会がつくれます。立ち寄った来場者に魅力が伝わりやすいレイアウトであれば、より目的が達成しやすくなります。

出展の目的を数値化する

出展の目的が達成できたかを測るために、具体的な指標を設けましょう。指標になる項目は以下の通りです。

  • 獲得した名刺の数
  • 見込み顧客の数
  • 商談の数
  • 受注までつながった数

見込み顧客はリスト化しておき、展示会後にアプローチしやすいように工夫しましょう。また、商談数は単純な実施した数だけでなく、将来性がある企業を分けておくのがおすすめです。そうすることで、展示会後の営業もスムーズにできます。

こちらの記事では、イベント企画・展示会のノウハウについて解説しています。成果を上げるためのヒントも紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。

展示会で来場者が集まるブースデザインの特徴

集客数を左右する展示会のブースにするには、来場者が集まりやすいブースの特徴を抑えることがポイントです。以下で3つ紹介します。

個性的でターゲットに合っている

元々自社に興味がなかった来場者でも興味を引くような、目にとまる個性的なデザインのブースにしましょう。過去の展示会における競合企業の傾向を把握しておくと、差別化につながります。

個性的なデザインにするには、下記を意識するとイメージしやすくなります。

  • 競合企業とは異なるデザイン
  • 自社や自社商品のイメージにあわせたデザイン
  • 印象に残りやすい特徴のあるデザイン

ただし、目立つだけでは顧客獲得にはつながりません。興味を引くだけでなく、その後の展開につなげる必要があります。 ターゲット層が、情報を得たいと思える雰囲気のブースであるかも重要です。滞在したいと思える装飾か、展示会の意図が伝わりやすい工夫がされているかもチェックしましょう。

来場客が立ち寄りやすい動線を意識している

会場のどの位置に自社のブースを出展するのかを事前に把握し、来場客が集まりやすい動線を考慮したレイアウトであることも重要です。いくら装飾にこだわっていても、入りにくいブースであれば避けられてしまいます。 動線だけでなく、外から見渡せる開放的なつくりであるかも意識します。自社を知らなかった来場者に魅力が伝わりやすく、ベストな動線づくりによって囲い込みが可能になります。

訴求したい内容がわかりやすい

アピールしたい自社商品や、訴求したいポイントがわかりやすいブースづくりを心がけましょう。アピールしたいところが多く、訴求ポイントを詰め込んでいるブースだと、何を伝えたいのかわかりにくいブースになってしまいます。 今後の商談につなげるためには、訴求ポイントを絞り込みましょう。また、視覚でもポイントが伝わりやすいよう、装飾やポップなどでアピールするのがおすすめです。

株式会社リオエンターテイメントデザインでは、イベントや展示会のブースデザインの企画・施工・運営を手掛けています。最新の技術と表現力をとりいれた、オーダーメイドの空間デザインを提供します。実際のブースデザインも紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

まとめ

展示会への出展は、営業機会の獲得や商品・サービスの認知度向上、既存顧客との関係性の向上を目的として行われます。もちろん、競合企業がひとつの会場に集まるため、市場や競合の調査にも役立つでしょう。 同じテーマで競合するため、他社と差別化するにはブースづくりが重要です。魅力的なブースの設営を目指すなら、株式会社リオエンターテイメントデザインにお任せください。 担当するデザイナーが初回の打ち合わせからデザイン進行、現場管理まで一括でサポートし、最新技術と表現力で、クライアントの要望に添った注目を集めるデザインのブースづくりを提供します。ご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

イベント企画書の書き方とは?初心者向けに構成・注意点を解説

 

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イベント企画書は、企画の概要や目的などを記載しつつ、読み手が必要な情報を取得できるように明確に書くことが大切です。本記事では、基本的なイベント企画書の書き方や押さえるべきポイントなどについて取り上げるため、ぜひ参考にしてください。 昨今は社内エンゲージメントを高める、自社ブランドを消費者に広く周知させるなどの目的から、イベントを開催する企業が増えています。イベントを成功させるポイントはいくつか存在しますが、とくに大切なのはイベント企画書です。 しかし、企画書にどのような内容を、どのような形式で記載すればよいかわからない方も少なくありません。 今回は、企画書の作成で悩んでいる方向けに、イベント企画書の基本的な書き方について解説します。企画書を書くときのポイントや、よくある質問もまとめてあるため、ぜひ最後までご覧ください。

イベント企画書の書き方とは

イベント企画書とは実施したいイベントのアイデアについてまとめた書類のことです。基本的に書き方は自由ですが、どの形式を選択するにせよ、企画書を書く目的をはっきりさせておかないとよいイベント企画書は作成できません。 以下では、イベント企画書を書くにあたって押さえておきたい、具体的な作成の目的について解説します。

イベント企画書を書く目的

イベント企画書の作成は、関係者にイベントの内容やコンセプトをわかりやすく伝えるのが目的です。どれだけ一生懸命企画を考えても、コンセンサスを得られなければイベントは開催できません。 イベントの内容が素晴らしくても、企画書がわかりにくければ関係者はイベントの開催に対して首を縦には振ってくれません。 そのため、関係者の理解を得るために、どのようなイベントを開催するのかわかりやすくまとめた企画書を見せる必要があります。イベント企画書は誰に向けて、何を伝えたいのか意識して書きましょう。 また、認識を統一するのも、イベント企画書を作成する目的のひとつとして挙げられます。イベントの準備を進めるにあたって、スタッフ間の認識が異なっていると準備が滞ってしまいかねません。開催までスムーズに準備を進めるためにも、企画書の存在は重要といえます。

イベント企画書の一般的な構成

イベント企画書の基本的なフォーマットは、次のとおりです。

  • 書類情報
  • 企画概要・目的
  • 企画の詳細
  • 補足情報

テンプレートを用意しておくと、次回以降の企画書の作成をスムーズに進められます。WordやExcelなど、扱いやすい形式で保存して共有しておきましょう。 以下では、それぞれの項目にはどのような内容を記載すればよいのか、また注意するポイントの有無について解説します。

書類情報

まず、必要になるのが書類情報です。何のために作成された書類なのかを周知するために記載します。主な記載項目は、以下のとおりです。

  • 日付
  • 宛名
  • 作成者
  • 件名

日付は、イベント企画書の作成年月日を記載します。表記がばらつくと読みにくいため、西暦を使用するか和暦を使用するかあらかじめ決めておきましょう。 宛名は、イベント企画書の提出先です。担当者の名前のみならず、部署まで記載しましょう。相手が法人の場合は、ビジネスマナーとして「様」ではなく「御中」を使用します。また、2名以上の相手に送る連名のときは、それぞれの名前に「様」をつけましょう。 作成者は、イベント企画書を書いた人の名前です。件名はイベントの内容が読み手に伝わるようにシンプルに、わかりやすいものにします。

企画概要・目的

企画の概要と目的は、どのようなイベントを、何の目的で開催するのかについて記載します。定期的に開催されているイベントの場合は、過去に開催されたイベントを参考にするのがおすすめです。 ただし、完全にコピーしてしまうと目新しさが失われるだけでなく、内容によってはイベントの質が落ちたと参加者に思われてしまいかねません。 過去のイベントのコンセプトや内容はあくまで参考程度に調べ、同時に真似にならないような差別化できるポイントを考えておきましょう。 初めて開催するイベントの場合は、企画を立てた背景やテーマ設定の理由など詳しく記載すし、具体的な数値も一緒に記載すると読み手に伝わりやすいです。

企画の詳細

企画の詳細は、以下のような内容を記載しましょう。

  • 開催日時
  • 開催場所
  • 集客方法
  • 予算
  • 運営体制
  • スケジュール

開催日時や場所が決まっていない場合は、目安となる日程や候補施設などを記載します。集客方法は定番のチラシ配布をはじめ、SNSや動画などさまざまです。企画書に書くだけでなく、この方法でどの程度の集客が見込めるかまで記載しましょう。 予算は企画書の数字と実際にかかった費用の数字が乖離しないよう、あらかじめ費用の概算を出すようにするとより具体的になります。運営体制は、自社と協力会社などを記載します。 スケジュールはイベントの準備期間とイベント当日、そしてイベント終了後の予定についてまとめましょう。大規模なイベントほど予定どおりに進めるのは困難なため、スケジュールを組む際は予備日を設けるのをおすすめします。

補足情報

最後に、企画内容を補足するためにアンケート結果や参考文献、参考URLなどの参考資料を添付します。 参考資料は企画書の内容に信憑性を持たせるために使用するため、できるだけ公的な機関が発行元である情報を利用しつつ、情報に誤りがないか事前にしっかり確認しましょう。

伝わるイベント企画書を書くためのポイント

企画書は、既存のテンプレートを利用するだけでもそれらしい形にまとめることは可能です。しかし、そこからさらに一歩踏み込み、読み手に伝わりやすい企画書を作成できれば、社内での評価を高められます。 以下では、より高品質の企画書を作成するためのポイントを取り上げます。企画書を制作するときの参考にしてください。

6W2Hを意識する

企画書を作成するときは、6W2Hを意識しましょう。企画書における6W2Hは、以下のとおりです。

  • Who:誰がイベントを行うのか
  • What:イベントの内容は何か
  • Whom:イベントのターゲットは誰か
  • Where:どこでイベントを実施するのか
  • Why:なぜこの企画を進めるのか
  • When:いつイベントの準備、開催、片付けを行うのか
  • How:どのような方法でイベントを開催するのか
  • How much:イベントの予算はいくらなのか

5W1Hと異なり、6W2HにはWhomとHow muchの項目が追加されています。これによって、自社と顧客を切り離して考える多角的な視点から企画書の作成が可能です。なお、6W2Hは企画書の作成のみならず、新人教育やプレゼン資料の作成などでも役立つ考え方です。

早めに仕上げる

企画書の作成経験の有無に関係なくできることとして、企画書の提出を早めることが挙げられます。イベントの準備は、必ずしも予定どおりに進むとは限りません。 その場合は、スケジュールを練り直す必要がありますが、企画書の提出が期限ギリギリになってしまうと時間に余裕がなくなり、スケジュールの変更もままならなくなります。最悪の場合、イベントの開催そのものが中止になる可能性も否定できません。 早い段階で企画書を提出できれば、準備期間に余裕が生まれるだけでなく、企画書に問題点があっても落ち着いて議論ができます。計画書を早めに完成させたい場合は、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を利用して企画書の案を考えたり、書類の文章を作成したりするのがおすすめです。 ただし、提出スピードにこだわりすぎると、中途半端なクオリティの企画書が仕上がってしまいます。完成スピードだけでなく、作業の質も両立できるようにしましょう。

内容はできる限り明確にする

企画書の内容は、できるだけ明確にしましょう。目的やコンセプトがはっきりしていないと、さまざまな問題が発生するおそれがあります。 たとえば、イベントの準備で軌道修正が必要になったとき、指針が定まっていないため見当違いの方向へ企画が進んでしまいかねません。 また、企画書の製作者本人がイベントの趣旨を本質から理解できない可能性もあり、そもそもイベントの企画自体に賛同してもらえないリスクも伴います。 イベントの目的やコンセプトなどを言語化するのは容易ではありませんが、企画書を作成するときは読み手が誰であっても理解できる内容か否かを重視しましょう。 なお、わかりやすい企画書を作るポイントとして、無理に難しい表現を使用しない、簡潔にまとめるなどが挙げられます。

予算や集客の見通しを立てておく

企画書を作成するときは、予算や集客の見通しもあらかじめ立てておきましょう。イベントは予算と集客、どちらも成功に必要な要素です。 集客は宣伝方法とそれによってどの程度人を集められるか、予算はスポンサーを依頼する対象企業のリストを載せるなど、根拠を示しながら数字を積み上げて企画書に詳しく記載しましょう。

イベント企画書作成時のよくある質問

イベント企画書を初めて作成する場合、さまざまな疑問を抱えやすいです。以下では、企画書に関するよくある質問とその答えについてまとめているため、企画書を書くときの参考にしてください。

一枚企画書とは?普通の企画書とどっちがいい?

企画書のなかには、一枚企画書と呼ばれるものがあります。一枚企画書とは、要点が一枚にまとまっている企画書のことです。 通常の企画書は複数枚のページで構成されているため、企画の内容を把握するのに時間がかかります。しかし、一枚企画書であれば短時間で目を通せるため、全体像を掴みやすいです。 また、記載内容が最小限のため企画のチェック担当者の負担軽減や企画書の作成経験がない方も完成させやすいなどのメリットもあります。 一方で、スケジュールをはじめとする細かい情報を記載できないのがデメリットです。それぞれメリットとデメリットが異なっているため、状況に合わせて使い分けるとよいでしょう。

イベント企画書を書くツールは何がいい?

イベント企画書をデジタルで書くにあたって、どのツールを使用すればよいか迷う方は少なくありません。企画書を作成する場合はWord、またはPowerPointを使用するのが一般的です。 Wordは文書作成専用のツールでページ数が少なく、かつ文字が中心の企画書を作成したいときに向いています。ただし、文字だけで構成される文章は読み手によっては読みにくさを感じるため、適宜画像や文字装飾などを用いるようにしましょう。 PowerPointは、プレゼン資料を作成するためのツールのイメージが強いかもしれませんが、ページ数の多い企画書を作成するときにも活躍してくれます。 画像やグラフの挿入機能が充実しており、視覚的にもわかりやすい企画書の作成が可能です。なお、画像やグラフの配置や数によっては企画書の可読性が著しく低下するため、全体のバランスを常に意識する必要があります。

イベント企画で見落としやすいポイントは?

企画書には、イベント開催時のリスクも盛り込みましょう。企画書にOKを出してもらうためにも、マイナスのイメージを与えかねない情報は記載を避けたくなるものです。 しかし、リスクに対して目を瞑った結果、イベントの準備や当日にトラブルが発生してしまうと、企画の提案者のみならず、企業全体のイメージダウンにつながりかねません。 企画書には必ず想定されるリスクと課題をリストアップし、それぞれの対策まで一緒に記載してください。対策まで提案することで、企画に対する熱意や責任感もアピールできます。

イベント企画書の例

イベント企画書の書き方がわからない場合は、ほかの人が書いた企画書を参考にするのがおすすめです。周りに参考になりそうな企画書がなければ、オンライン上で公開されている企画書を探してみましょう。 その際は、全く同じ企画書を流用するのではなく、自社のコンセプトなどに合わせて変化させることが重要です。

専門家への相談も得策

企画書を自社で作成するのは、場合によっては人的コストがかさんでしまいます。人的コストがかかった結果、ほかの業務に支障が出る可能性も否定できません。 その場合は、専門的な企業へ企画書の作成を依頼するのもおすすめです。近年は企画書をはじめとする、各種資料の作成や展示会などの出展ブースのデザイン・運営を代行している企業も複数登場しており、有効活用することで作業効率を高めつつ人的コストの削減も目指せます。

株式会社リオエンターテイメントデザインでは、イベント・展示会におけるブースデザインの企画から現場運営まで、一括してお任せいただけます。実際に制作したブースのデザインも紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

まとめ

以上、イベント企画書の作成ポイントや注意点について取り上げてきました。イベントの開催は企業にとって大きな仕事であり、成功させるにあたって、質の高い企画書は必要不可欠です。 しかし、イベントの開催経験がない方をはじめ、ノウハウがない場合は企画書の作成自体の難易度が高くなります。企画書だけでなく、展示会などのイベント出展ではブースのデザインや当日の運営も考えなければならず、業務は多岐にわたります。 業務に負担を感じる場合は、外部企業に代行を依頼するのがおすすめです。株式会社リオエンターテイメントデザインでは、イベントや展示会の出展において、担当するデザイナーが初回打ち合わせからデザイン進行、発注、現場管理を一括でサポートします。 また、無駄な人件費をカットするとともに、よりクライアントの要望に添ったデザインや現場管理の実現も可能です。ご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

展示会のブースのデザイン・設営についてのコラム

コラム一覧

イベント・展示会のブース施工、企画、運営なら【リオエンターテイメントデザイン】概要

会社名 株式会社リオエンターテイメントデザイン
所在地 〒106-0031 東京都港区西麻布1-15-7 モダンフォルム西麻布ビル パートll  5F
電話番号 03-6459-2079
FAX 03-6459-2089
URL https://www.rio-e-design.com
業務内容 展示会を含む各種イベントの企画・運営・設計・施工
説明 イベントのデザイン企画、展示会のブース施工・設営・運営を手掛ける【リオエンターテイメントデザイン】です。大規模・小規模問わず、展示会を成功に導くためのサポートを行っております。プロジェクションマッピングを使用したディスプレイのデザインなども承っておりますので、展示会・ブースで自社商品やサービスをアピールしたいとお考えなら、専門のコンサルタントにご相談ください。

展示会のブースを設営するなら展示会のデザインを企画・提案するリオエンターテイメントデザインへ ~来場者を惹きつけるブースの工夫~

展示会のブースを設営するならリオエンターテイメントデザインにお任せを!
展示会のデザインの企画・提案を行っています

展示会のブースを設営するならリオエンターテイメントデザインにお任せを!展示会のデザインの企画・提案を行っています

展示会ブース設営をお考えならリオエンターテイメントデザインにお任せください。展示会に出展する際、展示ブースのデザインでお困りの方は多いのではないでしょうか。展示会で成果を出すためにも顧客目線のブースデザインを意識する事は大切です。

リオエンターテイメントデザインでは展示会のデザインを企画提案し、「楽しい」「面白い」空間を提供出来るよう努めています。

展示会のブースのデザイン・施工・コンサルティングを行うリオエンターテイメントデザインが
ビジネスを強力サポート

展示会のブースのデザイン・施工・コンサルティングを行っているリオエンターテイメントデザインは、最新の技術と表現力を取り入れた提案力でお客様の製品・技術力を世に伝えるお手伝いをしております。

皆様のビジネスを強力サポート致しますので、展示会のデザイン企画、施工、運営の事ならリオエンターテイメントデザインにお任せください。また、撤去までトータルサポートを行いますのでご安心ください。

来場者を惹きつけるブースの工夫

来場者を惹きつけるブースの工夫

展示会で自社ブースへの集客率を上げるためには、いかに自社ブースへ惹きつけられるかが重要なポイントとなります。

しかし、ただ目立つ事が大切というわけではありません。確かに、目立たせる事でインパクトを与える事が出来るかもしれませんが、それだけでは人は集まりません。

そもそも人が集まるブースとは、徹底した顧客目線に力を入れています。
来場者の目の惹くところに来場者が求めている情報をすぐ分かるように設置するなどの工夫が必要です。

さらに、企業を表現する照明や壁、柱などにこだわるなど、ブランドや企業イメージに合わせたブースデザインにする事も重要なポイントです。ブースのデザインを通して、ブランドイメージや企業イメージをアピールする事が、来場者をも惹きつけるブースだといえます。

お役立ちコラム

イベント・展示会のブース施工、企画、運営なら【リオエンターテイメントデザイン】概要

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所在地 〒106-0031 東京都港区西麻布1-15-7 モダンフォルム西麻布ビル パートll  5F
電話番号 03-6459-2079
FAX 03-6459-2089
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業務内容 展示会を含む各種イベントの企画・運営・設計・施工
説明 イベントのデザイン企画、展示会のブース施工・設営・運営を手掛ける【リオエンターテイメントデザイン】です。大規模・小規模問わず、展示会を成功に導くためのサポートを行っております。プロジェクションマッピングを使用したディスプレイのデザインなども承っておりますので、展示会・ブースで自社商品やサービスをアピールしたいとお考えなら、専門のコンサルタントにご相談ください。

展示会のブースのデザイン・企画・提案・コンサルティングはリオエンターテイメントデザインにお任せ ~企業の成長に必要な展示会~

展示会のブースのデザインにこだわって展示会を成功させよう!
展示会の設営はリオエンターテイメントデザイン

展示会のブースのデザインにこだわって展示会を成功させよう!展示会の設営はリオエンターテイメントデザイン

展示会ブースデザインにこだわりませんか?数ある展示ブースの中から自社の展示ブースに注目を集めるためにも、ブースのデザインに注目する事が大切です。ブース全体のデザインはもちろん、展示商品の配置やパネルなどの見せ方にも工夫が必要です。

リオエンターテイメントデザインでは、日々新しい提案やデザインを追及して、もっと楽しく面白い空間を提供出来るよう努めています。リオエンターテイメントデザインにお任せ頂ければ、魅力的な展示ブースで自社商品やサービスをアピールする事が出来ます。

企業の成長に必要な展示会

企業の成長に必要な展示会

展示会とは何のためにあるのか考えた事はありますか?展示会はビジネス拡大の絶好の機会となります。

ジャンルの異なる企業との出会いにより新規顧客の獲得が見込めたり、また出展者同士の交流で互いのビジネスチャンスを広げる事が出来たり、さらには関連企業や業界の動向把握、情報収集などにも役立ちます。

展示会は、様々な情報やモノが集まる場所です。だからこそ、自分たちの思いつかないアイデアに出会え、それにより幅広い新規開拓も期待する事が出来ます。

ビジネスが成長し続けるためには、常に新しい事への取り組みが重要です。展示会で情報やモノの動向を探る機会を得ることは、ビジネスの成長には必要不可欠なものだといえます。

展示会のブースのデザイン・企画・提案・コンサルティングなら
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展示会のブースのデザイン・企画・提案・コンサルティングの事なら、リオエンターテイメントデザインにご相談ください。
企画から設営、撤去まで経験豊富なスタッフがトータルでサポート致します。

初めて展示会に出展する企業や多くの人を集客したいという企業、コストを出来るだけ抑えたいという企業など、お客様のニーズに柔軟に対応しますので安心してご相談ください。

お役立ちコラム

イベント・展示会のブース施工、企画、運営なら【リオエンターテイメントデザイン】概要

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所在地 〒106-0031 東京都港区西麻布1-15-7 モダンフォルム西麻布ビル パートll  5F
電話番号 03-6459-2079
FAX 03-6459-2089
URL https://www.rio-e-design.com
業務内容 展示会を含む各種イベントの企画・運営・設計・施工
説明 イベントのデザイン企画、展示会のブース施工・設営・運営を手掛ける【リオエンターテイメントデザイン】です。大規模・小規模問わず、展示会を成功に導くためのサポートを行っております。プロジェクションマッピングを使用したディスプレイのデザインなども承っておりますので、展示会・ブースで自社商品やサービスをアピールしたいとお考えなら、専門のコンサルタントにご相談ください。

展示会の設営の依頼はリオエンターテイメントデザインへ!ブースのデザイン・企画・コンサルティングはお任せ ~パネルやポスターの見せ方~

展示会の設営の依頼ならブースのデザイン・企画・コンサルティングを行う
リオエンターテイメントデザインが承ります!

展示会設営の依頼をお考えの方はいませんか?リオエンターテイメントデザインではブースのデザイン・企画コンサルティングを手がけています。

魅力ある展示会ブースを設営するならぜひご相談ください。見た人の印象に残るようなデザインを提供出来るよう努めます。
魅力的なブースにする事は、商品やサービスの魅力を高める事にもつながります。

展示会の設営なら様々なニーズにお応えするリオエンターテイメントデザイン ~初めての方も安心です~

展示会の設営なら様々なニーズにお応えするリオエンターテイメントデザイン ~初めての方も安心です~

展示会の設営ならリオエンターテイメントデザインが承ります。リオエンターテイメントデザインでは、お客様の日々変化するニーズにしっかりとお応え致します。展示会に初めて出展される方も安心してお任せください。

初めての展示会出展は分からない事も多いと思います。リオエンターテイメントデザインではこれまで数多くの展示会をサポートしてきました。

経験豊富なスタッフも在籍しているため、疑問や質問がございましたらお気軽にご相談ください。

パネルやポスターの見せ方

パネルやポスターの見せ方

■遠くからでも認識出来るようにする

パネルやポスターは来場者をブースへと引き寄せるためのものです。
来場者の多くは遠くからパネルやポスターを眺めて、そのブースに立ち寄るかを決定します。

だからこそ、遠くからでも分かりやすくする事が重要です。文字の大きさに注意し、情報もたくさん詰め込み過ぎないように注意しましょう。

■来場者目線のキャッチコピーを

来場者がその場に立ち止まる時間はごくわずかです。だからこそ展示するパネルやポスターのキャッチコピーは読んですぐに理解出来るように言葉選びが重要になります。

また、具体的な数字を挙げたり、使った後で得られる効果を表現したり来場者目線でキャッチコピーを考える事で、来場者はついブースを覗いてみたくなります。

お役立ちコラム

イベント・展示会のブース施工、企画、運営なら【リオエンターテイメントデザイン】概要

会社名 株式会社リオエンターテイメントデザイン
所在地 〒106-0031 東京都港区西麻布1-15-7 モダンフォルム西麻布ビル パートll  5F
電話番号 03-6459-2079
FAX 03-6459-2089
URL https://www.rio-e-design.com
業務内容 展示会を含む各種イベントの企画・運営・設計・施工
説明 イベントのデザイン企画、展示会のブース施工・設営・運営を手掛ける【リオエンターテイメントデザイン】です。大規模・小規模問わず、展示会を成功に導くためのサポートを行っております。プロジェクションマッピングを使用したディスプレイのデザインなども承っておりますので、展示会・ブースで自社商品やサービスをアピールしたいとお考えなら、専門のコンサルタントにご相談ください。

展示会の設営が初めての方へ!ブースを設置する際に新規顧客獲得を見据えるなら「セグメンテーション」が重要

展示会の設営で見据える新規顧客獲得

展示会設営する中で、多くの企業様から売上アップを見据えたコンセプトや温度感を感じ取る事もあります。展示会はブランド名の宣伝やブランド力アピールの他、新規顧客獲得を目的としたマーケティングの場としての役割も大きなものです。

もちろん自社製品の魅力を十分に理解してくれている長いお付き合いの取引先は、企業様にとって宝物と言えるでしょう。
しかし、そのような企業様との結びつきを強めていく中で、よりその環を広げていくという事も必要ではないでしょうか。

展示会の設営、企画、広告、スペースのデザイン、コンサルティングまでしっかりサポート

展示会の設営やWeb・チラシを活用した広告、企画、スペースのデザインコンサルティングを承る中で、お客様から「大成功だった」「有意義な展示会だった」とのお声を頂くのは、とても嬉しいものです。そのためにはコンセプトを打合せの段階から、テーマをしっかり定め、新規顧客となりうるターゲット層をリサーチしておく事も大切になります。

ご依頼頂いた企業様のブランディングと合わせて、新規顧客となりうるターゲット層が入りやすい展示会のスペースを設営出来るように、リオエンターテイメントデザインでは営業担当スタッフがデザインのご提案、設営の現場管理、アフターフォローまでワンストップで承ります。

初めての展示会でブースを設置 ~その前にしっかりとしたセグメンテーションを~

初めての展示会でブースを設置 ~その前にしっかりとしたセグメンテーションを~

セグメンテーションとターゲティングはそのフローにおいて重なる部分も多いため、混同されている方もいらっしゃるかもしれません。セグメンテーションを厳密に定義づけると、「市場の細分化」をする事。ここでは、男性のユーザー向けに開発されたアプリを例にとります。

一口に男性のユーザーと言っても、東京にお住まいの方なのか大阪にお住まいの方なのか、休日はインドア派なのかアウトドア派なのか、といったカテゴライズがターゲット層を設定する前段階として必須です。

セグメンテーションとは、地理的、人口動態、心理面、行動面からそうしたカテゴライズをしていく作業です。どの程度詳細にカテゴライズしていくかは、企業様がリリースする商品・サービスによって変わってくるため、初めて展示会へブースを設置する企業様はお気軽にご相談ください。

お役立ちコラム

イベント・展示会のブース施工、企画、運営なら【リオエンターテイメントデザイン】概要

会社名 株式会社リオエンターテイメントデザイン
所在地 〒106-0031 東京都港区西麻布1-15-7 モダンフォルム西麻布ビル パートll  5F
電話番号 03-6459-2079
FAX 03-6459-2089
URL https://www.rio-e-design.com
業務内容 展示会を含む各種イベントの企画・運営・設計・施工
説明 イベントのデザイン企画、展示会のブース施工・設営・運営を手掛ける【リオエンターテイメントデザイン】です。大規模・小規模問わず、展示会を成功に導くためのサポートを行っております。プロジェクションマッピングを使用したディスプレイのデザインなども承っておりますので、展示会・ブースで自社商品やサービスをアピールしたいとお考えなら、専門のコンサルタントにご相談ください。
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