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イベント企画・展示会デザインのノウハウ

展示会デザインの"飛び道具"とは?

多くの人が集まる展示会は、
自社の商品をアピールする絶好のチャンス。
しかし、数ある展示会の中から自社の展示ブースに注目を集めるためには、
強い印象を与えるブースデザインが必要となります。
 
ここでは、強い印象を与えるために展示会デザイナーが活用している
“飛び道具”について、お話します。

展示会の飛び道具とは?

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例えば、TVCM。
人気のあるタレントさんが起用されていますが、
これには理由があって「◯◯さんが出ているCM」と印象づけるため。
タレントさんの起用は、インパクトや数あるCMの中から“目立つ手段”として有効なのです。
 
展示会デザイナーの中では、この“目立つ手段”のことを、「飛び道具」と呼んでいます。
ここからは少し“飛び道具”の例をご紹介しますね。

大きすぎる造作物

大き“すぎる”造作物は、それだけでアイキャッチとして機能します。
リオエンターテイメントデザインでは、
過去に企業様のトレードマークを3m以上の造作物として制作しましたが、
当日写真を撮られている来場者様もいらっしゃいました。
 

AR

iOSのARKit、GoogleのARCoreなど、
デジモノ業界で注目されているARですが、
展示会で採用する企業は少なく、これも飛び道具として使えます。
これまでリオエンターテイメントデザインでは、
商品名を読み取るとそれを利用したレシピが映ったり、
写真を移すと動画が流れたりといったものを手がけました。

プロジェクションマッピング

映像を凹凸のある建物や立体物に映し出すプロジェクションマッピング。
動きをつける、変形させるなどで、
現実世界に非現実な空間を与えることができます。
私たち人間は、無意識のうちに動くものを目で追ってしまうという
本能を上手く活用した飛び道具とも言えるでしょう。

飛び道具の意義

巨大な造作物、AR、プロジェクションマッピングなどの
独創的かつ目新しいな飛び道具は、
アイキャッチ引き金としての意義を持ちます。
 
「◯◯って会社知ってる?」と話題にのぼった時、
先に説明したTVCMのように
展示会でプロジェクションマッピングをやっていた会社ですよね」と
印象づけられていたら大成功。
 
名の知られていない会社ならなおさら、
その飛び道具は意義のあるものとなるでしょう。

“飛び道具”を取り入れるためのヒント

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何でもかんでもカッコイイと思い、
詰込み式なデザインにすると、
ブースは本来のサイズよりも小さく見えてしまいます。
人の印象に残るブースの存在感や迫力とは、
ゴチャゴチャしたブースよりも
すっきり」「シンプル」にまとめた方が効果的とされています。
 
さらに、アイキャッチに予算を使いすぎて、
ブースの奥はカーペットをひいておしまい、とすれば、
頭でっかちな中身のないブースになってしまいます。
 
展示会の本当の姿は、商談の場であることを忘れないようにすべき。
総額の中で、“飛び道具”にお金をかけるか、
抑えるかを見極めることが重要です。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079

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