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イベント企画・展示会デザインのノウハウ

新事業部・プランニングチーム

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さてこのたび、リオエンターテイメントデザインの組織を一部変更。
新体制として、「プランニングチーム」を設立いたしました!
 
新製品発表会や販促イベントをはじめとする、
企業とお客様を結ぶプロモーション施策の企画・提案〜運営〜実施に至るまでを
ワンストップで受託いたします。

イベントの企画・運営・実施をワンストップでご提供します。

リオエンターテイメントデザインでは1985年の創業以来、
「楽しい」「面白い」空間を提供することを理念に掲げ、
展示会ブースのデザイン設計・施工を事業の柱として参りました。
 
その中で、より様々なお客様のニーズに対応すべく、
プランニングチームでは、主にイベントの企画・運営・実施をワンストップで提供いたします。
 
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例えば、新作発表や創立記念などを目的に開催されるレセプションパーティ。
これまでリオエンターテイメントデザインでは、
空いている会場を見つけてその場に合った空間の演出をしていましたが、
このたび新設したプランニングチームによって、空間演出に加え、有名人やマジシャンを呼ぶ、
バーテンダーにパフォーマンスしてもらうといったパーティの企画から、
渉外・手配、当日の受付・進行といった運営までをプロデュースすることができるようになりました。
 
早速これまでに、行政機関の告知イベント、ショッピングセンターでの集客イベント、
自動車ディラーや住宅展示場での販促イベントなどの実績がございます。

弊社ならではの強みがあります。

これまで展示会のブース計画・デザインから施工・撤去までを
一貫して請け負ってきたリオエンターテイメントデザイン。
イベント会社にはない、弊社だからこその強みがあります。
 
それが、ワンストップサービスです。
 
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通常のイベント会社の場合、イベントの企画・現場のディレクションのみが業務範囲であることが多く、
会場の手配やスタッフの派遣、ポスターやノベルティの制作、造作物やステージの設営、備品の搬入など、
そのほかの業務に関しては別の会社を探す必要があります。
 
これまで展示会などのデザイン設計・施工を行ってきたリオエンターテイメントデザインの
ノウハウを結集した「プランニングチーム」なら、
イベントの企画〜運営に関する全ての業務を請け負うことが可能となるのです。
 
これによって、ご提案できる幅が広がるだけでなく、
企業様の時間的・費用的コストや面倒さを削減することができ、
イベントのクオリティや効果をアップさせることができると考えています。
 
今後ともリオエンターテイメントデザインと「プランニングチーム」を、どうぞよろしくお願い致します。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
お問い合わせページはこちら

デザイン会社がイベントを企画すること #社内インタビュー

このたび、リオエンターテイメントデザインの新体制として設立した「プランニングチーム」。
 
新製品発表会や販促イベントをはじめとする、
企業とお客様を結ぶプロモーション施策の企画・提案〜運営〜実施に至るまでを
ワンストップで受託するリオエンターテイメントデザインの新しいチームです。
 
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今回は、プランニンングチームの一人、小菅賢一にインタビュー。
自身のストーリーからイベントの将来を語ってもらいました。
 
なお、詳しい業務内容については
ブログエントリー「新事業部・プランニングチームを設立しました。」をご覧くださいませ。

広告代理店の限界?

前職は広告代理店の企画営業だったという小菅。
このキャリアチェンジに似た転職には、自身が感じていた広告代理店の限界があったようです。
 
自身の勤めていた広告代理店に、ひとつもどかしく感じていたことがあります。
それが仕事のスタンスで、「広く浅く」だったんですよね。
あらゆる取引の仲介をするのが代理店の存在意義でもあるのですが、
ひとつひとつに対して特化しない、深くなりづらいというか。
ネットの存在もあり、代理店をはさまずにあらゆる人・企業とコンタクトが取れる時代になって、
「自分っていらないんじゃないのかな。」そう思ったのが、転職を考え始めたきっかけでした。
 
ただし、広告代理店出身だからこその強みもしっかりと自覚しています。
 
でも、あらゆるものを広く扱っていたからこその知見やコネクションなどのノウハウがあります。
これは、この「プランニングチーム」でもしっかり活かされていますよね。
印刷、デザイン、それからメディア……代理店時代に培ったものを活用して、
幅広い提案を考えることができるのは、私の強みだと思うんです。
 
この仕事の楽しさ・面白さとは?
 
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喜んでいる顔を直接見られることです。
チラシを打つだけだと顔は見らせませんが、
イベントでリアルに接することができるのに楽しさを感じます。
ありがとうって言われるとやっぱり、ほっこりと、やってよかったなって思います。

デザイン会社がイベント企画をすること

入ってみると、クリエイティブな部門もありますし、
なにもないところからにモノを生み出せるというのは、すごいことだと感じています。
 
小菅の仕事とは、イベントをやりたいと相談を受けたお客様に対して、
企画して本番までのプロセスをプロデュース・ディレクションをしていくこと。
デザイン会社の「新入社員」が見る、弊社の強みについて聞いてみました。
 
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社内で造作ができるのは、施工までを請け負っているデザイン会社ならでは、ですよね。
例えば、フォトスポットを作るという企画があった時、通常のイベント会社だと企画するだけなんですが、
ここではフォトスポットをデザインして作って設営までできてしまう。
フォトスポット以外にも、商業施設のサイン看板から、マップを作ったり、
それを印刷したり、クリスマスの装飾まで……、提案力の強さがあると感じています。

イベントの将来と、小菅のプライド

先ほど、ネットの存在であらゆる人・企業と直接コンタクトが取れる時代になったと申し上げましたが、
それゆえ人を呼ぶことって難しくなっている気がします。
そこで「にぎやかし」としてのイベントは、今後さらに伸びていくんじゃないかと思っているんです。
安売りのチラシを打つより、こんなイベントやりますって告知したほうが、
出かけてみようとさせるフックとして強い。
 
イベントの存在意義とその将来を聞いたら、小菅自身の大切にしているプライドが垣間見えました。
 
「にぎやかし」は、それ自体では目的やゴールにはなりえないですよね。
買ってもらわなければ意味がない。来てくれた人に買ってもらう工夫って
ちょっとした努力なのかもしれませんが、そこは常に意識してプライドを持ってやっています。
販促費が減って、人が集まったから成功だねと言える時代ではありませんから、
今後のイベントはより目的を達成していくことを主眼に置いたものになっていくと思うんです。
オリジナリティを忘れず、真の目的を達成していけるイベントを、
お客様とともに生み出していきたいと思います。

 

■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
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企業がイベントを開催する意味を考える

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新製品発表会や販促イベントをはじめとする、
企業とお客様を結ぶプロモーション施策の企画・提案〜運営〜実施に至るまでをワンストップで受託する
プランニングチーム」の新設に伴い、
今後、このブログではイベントの基礎知識もご紹介してまいります!
 
今回は企業が開催するイベントについて、その意義や目的を考えてみます。

イベントの意義とは

そもそもイベントの意義とは、ずばり「人を集めること」です。
 
大小関わらず魅力的なイベントがあれば、安売りチラシを打つより
「行ってみよう」とさせるのに、効果的。
そして、そのイベントを始点として、新たな収益を生み出したり、
新たな層への認知を増やしたりしていくことが、イベントや集客の効果や魅力だといえるでしょう。

イベントの目的を考えてみましょう

イベントの開催、または人を集めるだけで成果をあげられることはほとんどありません。
あくまで目的達成のための手段であることを意識しておく必要があります。
 
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例えばあるショッピングセンターのイベントひとつとっても、商品を買ってもらうこと、
ファンを作ること、リピータを作ること、カードの会員になってもらうこと、
アプリをダウンロードさせること、などイベントの目指すところは様々。
何のために集客するのかという目的の明確化は、限られたコストで最大限の効果をあげるために大切です。
 
◆ヒント◆誰のため?
 
流行に敏感なティーンをターゲットにするならSNSと連動させたフォトスポットを、
ビジネスマンなら経営者を招いたトークセッションを……など、
ターゲット(そのイベントに来て欲しい人)を定めることによって、企画内容も変わります。
目的とともにターゲットを明らかにしましょう。
近所の人なら新聞チラシ、子育て世代なら同年代のインフルエンサーにSNSでお知らせしてもらう
といった風に、告知の方法も変わってきます。
 
お気に入りの芸能人を呼ぶのは少し待って、まずはターゲットを定めることが大切ですね。
 
◆ヒント◆ブレストが有効です
 
明確な目的が明らかになっていない場合、リオエンターテイメントデザインではヒアリングの際、
クライアント様と弊社の担当者でブレインストーミングを行う場合が多くあります。
ざっくばらんに意見を出し合うことで、新たな気づきがあるかもしれません。
 
ここで明らかになった目的は、
イベントに携わる全てのスタッフの共通認識として常に意識しておくことが大切。
その意味でも、チームの連帯感が高まるブレストという手段は有効でしょう。
 
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出展の目的を明確にすることは、企画だけなく、
予算の最適化、営業(スタッフ)の動き方の決定、成果の測定などにも役立ちます。
目的を明確化・共有し、全員が同じ方向へ向かって臨むことが、イベント成功のために重要なのです。
 
リオエンターテイメントデザインでは、
イベントの目的の明確化から企画・提案、運営、実施に至るまでをワンストップで、お手伝いいたします。
お気軽にご相談ください。
 

■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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[鎌倉彫金工房様]温かみある店舗へリニューアル #制作事例

2018年6月1日にオープンを迎えた鎌倉彫金工房様の第2号店、
「鎌倉彫金工房 大町」の内装を担当した事例を紹介いたします。
 
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鎌倉彫金工房様は、穏やかな雰囲気をもつ鎌倉に位置する手づくりの結婚指輪を作る体験型の工房。
“2人にとって世界にひとつの特別な指輪”を手作りするというコンセプトが口コミで話題を呼び、
お客さんは北海道から沖縄まで、日本全国から訪れていらっしゃるのだそうです。
 
御成町の1号店を店舗リニューアルされる際にも、
デザインと施工(工事)をリオエンターテイメントデザインが担当させていただきました

温もりを感じられる、落ち着いた空間に

御成町の店舗と同様、木を基調とした温もりの感じられる雰囲気で、
じっくりと指輪作りに没頭していただけるような空間になりました。
 
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作業台も弊社がデザインしました。
 
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強度と耐久性に優れたスチールパイプと、外壁材としても使用されるほどの耐久性を持つレッドシダー材を天板部分に使用。
お客様に安全に作業していただける安全性にこだわりました。
スチールパイプはマットブラックで塗装し、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を与えています。

元カフェをリニューアル

店舗は、もともとカフェだったのだそう。
厨房がそのまま残されていました。
 
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大きな換気扇も。
 
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カウンターもありました。
 
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これらの厨房機器などは、すべて撤去。水回りの移動のために、一度床に穴を開け配管をし直した上で再度塞ぎました。
さらに、もともと2部屋になっていた壁も可能な限り取り払い、開放的に!
 
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今回の店舗は、スウェーデンハウスという北欧の輸入住宅を改装したものです。
日本の建築物とは全く異なる手法で建てられており、困難なことも様々ありましたが、
温かみ溢れる鎌倉彫金工房様らしい店舗に仕上げることができました。

店舗デザインも、リオエンターテイメントデザインへ

今回掲載したデザインはリオエンターテイメントデザインのデザイン実績の一部です。
ご予算やコンセプトに応じてオリジナルデザインを作成いたします。

不明点等ありましたら、お電話・メールフォームよりお気軽にお問い合わせください。

■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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「展示会デザイン」と「店舗デザイン」の違い

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店舗のみを扱うデザイナーさんや大工さんが、いざ展示会ブースのデザインや施工をしようとしても、
勝手がまるで違って上手にできないのだそう。もちろん逆も然りです。
 
リオエンターテイメントデザインでは、展示会デザインと店舗デザインの両方を扱っていますが、
デザインの方法や発注先まで、まったく異なる考え方をします。
 
ここでは、そんな「展示会デザイン」と「店舗デザイン」の違いについて、考えてみることにしました。

素材の選定

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まず、壁紙や床材など、使う素材に大きな違いがあります。
 
店舗で採用される素材は、長く使うことを前提に作られています。
暑い夏も寒い冬も変色したり剥がれたりせず、濡れて歪んだり、カビたりすることがないように。
汚れが簡単に拭き取れたり、吸湿や防火などの機能をもたせることもありますよね。
 
一方、展示会で使用されるのは同じ見た目でより安価な素材です。
展示会会期中の3日間だけ美しくあればよく、機能性なども必要ありません。

実用性は大切?

店舗デザインの場合、掃除が楽かどうか、休憩室には椅子と机があるか、男女別のロッカーが設置されているかなど、
スタッフの働きやすさ、実用性も重要視されます。
 
展示会に出展したことのある方は想像していただけるかもしれませんが、カバンなどを置くスタッフ専用のスペース。
ベニヤ板むき出しで「過ごしやすさ」とは程遠い出来上がりになっていたかもしれません。
そのブースが立っているのはわずか3日間ですから、
限られたスペースの中でスタッフの実用性が重要視されることはほとんどありません

天井があるか、ないか

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店舗の天井は、照明を吊るしたり、暗くしたり、垂れ幕を取り付けたりと、
天井を空間のイメージを形作るために活用することができます。
 
一方、展示会ブースには、天井がありません。
作ることは禁止されていないものの、事務局の許可を得たり、煙探知器を取り付けたり、
ブース内に天井を支えるための柱を立てたりする必要があり、
空間のバランスやわずか1日という工期、費用などの観点から現実的ではないのです。

より自由度が高い展示会デザイン

巨大な設営物が置かれているブースと、机と椅子だけが置かれているブースが
隣同士で並んでいるのを見かけることもあるでしょう。
 
以前のブログで弊社の代表が語っていたように、
展示会ブースには間取りがなく建築基準法も適用されないため、店舗デザインと比べて自由度が高いと言えます。
 
リオエンターテイメントデザインでは、実現可能なデザインをご提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。店舗デザインも大歓迎です!
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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専門業者に頼まず展示会ブースを作りたい!

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展示会に出展するときのブースの設営について、
費用を安く抑えるために社内のリソースだけで行おうとする企業もあるかもしれません。
 
今回は、そんな方のために「自力でやる場合」と「専門業者に依頼した場合」を比較してみました。

その1. デザインする

● 自力でやる場合
 
事務局への申込みが終わったら、イラストレーターやエクセル、パワーポイントなどを使って図面を書き始めましょう。
 
椅子や机の色や数、床の色、壁の色や素材、電気とその配線、ポスターの大きさなどなど……、
実際に立つブースをイメージしてデザインを書きます。
ここで大切なのが、空間における椅子や机などのバランス、縦横比などのサイズ感。
小間サイズと入れるモノのサイズ(寸法)をぴったり合わせましょう。
もちろん自らの好みではなく「来場者目線」のデザインが重要です。
 
● 専門業者に依頼した場合
 
各部署から吸い取った要望をエクセルなどでまとめて、デザイン会社へ投げてください。
それをまとめて予算に応じたデザインを作成します。

その2. 備品を調達する

● 自力でやる場合
 
出来上がった図面をもとに、材料を購入したり、備品をリースしたり、ポスターを印刷したりします。
ここで大切になるのは予算ですね。請求書がバラバラになることで、予算取りが難しくなったり、
経費計上がややこしくなったりするデメリットがあります。早めに準備を始めましょう!
 
● 専門業者に依頼した場合
 
複数回のお打ち合わせを経て図面が完成した後は、専門業者にお任せすればOK。
予算の調整が必要になった場合は、メール1本で専門業者の担当に依頼するだけでOKなので、楽ちんです。

その3. 前日、設営する

● 自力でやる場合
 
レンタカーを借りて用意した備品を会場へ運び、ブースを作りましょう。
工期は前日の1日だけである場合が多いので、忘れものや運ぶ途中の破損は禁物!
会期途中で外れることがないように、充分気をつけて取り付けを行ってください。
 
また、運転手や運んだり設営したりする人員を事前に確保しておきましょう。
面倒な作業ですから、彼らのモチベーション確保も大切です。
 
● 専門業者に依頼した場合
 
置きたいカタログや製品を持ってきてください(宅配便で送ってもOK)。

その4. 片付ける

● 自力でやる場合
 
最終日の終了時間が17時。ここから片付けが始まります。
撤去した荷物を持って会社に帰りましょう。返却をしにいかなければならない備品もあるかもしれませんね。
20時に解散できれば最高です。
 
● 専門業者に依頼した場合
 
最終日の終了時間が17時。ここから大工さんたちが再びブースへやってきます。
彼らにお任せすれば、17時10分には会場を出られます。

まとめ

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費用を安く抑えたいという気持ちだけで安易に自力でのデザインを決めてしまうと
完成して満足してしまい結局誰も来てくれなかった」という本末転倒な結果になりかねません。
 
また、自力で展示会ブースを作ろうとする場合、紹介した通り、とっても面倒。
 
既存顧客への周知など、本来出展者がすべきことが疎かになったり、
抜け漏れやモノが破損したりするリスクで、不安がつきまとうこともあるでしょう。
 
私たちブースデザインの専門業者が存在する意義は、デザインをすることだけでなく、
この<ブースデザインにまつわるすべてを任せて、万全の体制で迎えてもらうこと>にもあるのです。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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[ラング株式会社様]ブランディングに沿ったブース #制作事例

2018年1月、幕張メッセで開催された「販促EXPO(2018年春)」にて、
ラング株式会社様のブースデザインを担当した事例を紹介いたします。
 
ラング株式会社様は、店舗のブランド戦略から用品の販売までトータルで請け負う
店頭ディスプレイ素材の卸・加工等を扱う会社様です。
 
リオエンターテイメントデザインでは、
販促EXPOへの出展にあたりブースデザインを担当いたしました。

綿密な打合せを重ねて……

まず、会期の約2ヶ月前に出来上がった最初のデザインはこちら↓。
 
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初回のお打合せでいただいた
「よくある“ザ・展示会”という様なブースではなく、“クールでカッコ良い店舗”の様なイメージにしたい
とのご要望はブラさずに、クライアント担当者様との綿密な打合せを重ね、3度のプランの再提出を経て……。
 
バージョン2.0↓
 
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バージョン3.0↓
 
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このようなブースができあがりました!
 
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リオエンターテイメントデザインでは、
クライアント担当者様と綿密な打ち合わせを何度も重ねて我々が製品の理解を深めることで、
出展者様と見に来る来場者様とのコミュニケーションを生み出せる(効果のある)デザインを
作り出すことができると考えています。
 
今回も多くの打合せを重ねることで、
店舗コミュニケーションを得意とするラング様らしい、
洗練された“クールでカッコ良い”ブースデザインを作ることができました。

実際の使用イメージを感じられる“ショウウィンドウ”

今回のブースのポイントは入り口横にある、お店のショウウィンドウ風の設営物
 
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店舗ウインドウ用の装飾フィルムの展示をすべく、
大判のアクリル板をウィンドウに見立てて、外からも中からも覗けるように両面使いで展示。
実際の使用イメージを感じていただきやすくしました。
 
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この装飾フィルムは、ガラスなどに貼れる店舗の装飾や目隠しに使われるシートですが、
簡単に貼ってはがせる優れモノです。
しかし、装飾フィルムには通常の仕上げの壁には貼ることができない素材が使われているので、
フィルムが貼れる化粧板(綺麗に仕上げた板)を壁面に被せるようにして設置。
さらにこの化粧板にはツヤがあるため、ツヤ無しの壁に取り付けることで高級感を出すこともできました。

製品をより効果的に使う

展示会終了後の実績として、契約数が15件以上。現在商談中のものも多くあるのだそうです。
 
ただ製品を並べるのではなく、事前に契約を狙う層を決めて
製品をより効果的に使い、自社のブランディングに沿ったブースデザインをする。
これによって営業スタッフの方も話しやすく、より深い商談ができるようになるのだと、
ラング株式会社様のブースを担当させていただいて、改めて実感することができました。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079

展示会成功のための「社内アンケート」

展示会への出展が決まり、招集される選ばれし社員。
 
一人でやろうとするととても大変な展示会準備ですが、
そんな大変さを軽減させてくれる「社内アンケート」について、今回ご提案します。

「社内アンケート」とは?

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ここでいう「社内アンケート」とは、展示会を出展するにあたって、要望を聞き取りするアンケートシートです。
 
展示会の日程や場所、目的などにも言及しながら、関係する部門に配布しましょう。
エクセルなどのデータなら加工がしやすいので、おすすめです。

「社内アンケート」のメリット

メリット1.様々な部門の要望を汲み取れる

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例えば、技術部門の方に聞くと「メンテナンスの必要があるから、作業できるスペースが欲しい」などの
要望が出てきます。これは営業部門や広報部門の社員にはなかなか分からない(気づけない)こと。
 
アンケートを実施することで、予算を度外視した見た目や集客以外の重要な要素を発見することができます。

メリット2.“どんでん返し”を防げる

要望を聞いておくと、実現が不可能になったとしても「こういう理由で実現できませんでした」と話すことができます。
少しネガティブな言い方ですが、要望を聞いてくれたという事実があるだけで、心理的な壁が低くなるんですよね。
「それなら仕方ないね」と了承してもらえる確率が上がります。
 
さらに、ブースデザインができあがってから、別部門から「ここはこうして欲しい」と意見が来ることも。
そうなるともう一度デザインを作り直す必要があり、
スケジュールが後倒しになったり、デザイン会社によっては追加費用がかかったりする場合もあります。
これを防ぐためにもアンケートの実施は役立ちます。

メリット3.協力が得られることも

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別部門からの要望が実現できなかったとして、それをお伝えすると
私たちの部門から予算(または人員など)出しますよ」と、
言ってもらえることもあるのだそうです。

メリット4.展示会の実施を周知することができる

展示会に関するアンケートをすることで、
展示会に出展すること、日時・場所や展示会に出展する目的を社員全員に周知・共有することができます。
 
営業部門以外、部門長以外の社員には伝えていないという会社もあり、
間際になって「この日にビッグサイトに来て手伝って欲しい、予定を空けておいて」と
担当者から言われてビックリする社員も少なからずいるようです。
そうなるとモチベーションも上がらず、彼らにとって足が疲れるだけの展示会になってしまいますね。

メリット5.“丸投げ”できる

展示会の準備は、一人でやろうとするととても大変。
その手間を軽減するために私たちデザイン会社があるのですが、
アンケートを取ったあとは、ぜひそれを私たちに“丸投げ”してください!
それをまとめて、予算に応じたデザインを作成することができます。

「社内アンケート」を作ろう!

会社の名前を付した展示会ブースは、あらゆる部署、多くの社員を巻き込むことが成功の秘訣です。

そのために有効な「社内アンケート」。展示会の出展が決まったら、ぜひ作ってみてください。

■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
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展示会デザイン会社の選び方、4つのポイント

WEBで検索するとザクザク出てくる展示会デザインを扱う会社。
 
会社の一大イベントですから、どこを選んだらいいか迷われることも多いと思います。
 
そこで今回は、デザイン会社の選び方を4つのポイントに分けてご紹介。
デザイン会社選びの参考にしていただけると幸いです。

ポイント1.価格重視 or デザイン重視

世の展示会デザイン会社は「価格重視」のところと「デザイン重視」のところの大きく2つに分かれます。
 
ブランディングをしたい、新製品の認知度を上げたいなら「デザイン重視」、
来る人が決まっている、会社名があれば来てくれるというのなら「価格重視」など……。
さらに、展示会の雰囲気を掴むために初めは「価格重視」の会社にお願いして、
次年度以降にもう少しコストをかけようというのも、有用な戦略のひとつかもしれません。
 
HPの段階で調べられる情報をすみずみまで見て、
出展の目的に応じてコストとデザインのバランスを考えてみてください。

ポイント2.デザインのテイスト

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「デザイン重視」とした場合、“製品のテイスト”や“好み”が大きく左右するので選ぶのは少し難しいかもしれません。
 
各デザイン会社には、それぞれデザインの傾向があります。
例えば、直線的なデザインが得意、シンプルなデザインが多いなど。
自社の製品や好みに合ったテイストかどうかを、
HP自体の印象(Webデザイン)や「制作事例」などで読み取ってみてください。

ポイント3.全国対応

例えば、あなたの会社が東京にあって大阪の展示会に出展する場合、
デザイン会社によっては断られてしまうことがあります。
 
市場や来場者の傾向が違いますから、市場(地域)をある程度限定することは理にかなうことなのですが、
また新たにデザイン会社を探す必要が出てきて面倒に感じることもあります。
 
別の地域に出展する予定がある場合は、
全国に対応している会社を選ぶとよいでしょう(海外への出展の場合も同様です)。

ポイント4.人

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私たちはこのポイントの4つ目「」が、デザイン会社を選ぶ上で最も大切なことであると考えています。
 
準備を共に進めていく上で、時に毎日顔を合わせることもある担当者。
どんなに素敵なデザインを作ったとしても、話していて不安になったり、ウマが合わなかったりすると、
ストレスになってモチベーションまで下がってしまいます。
 
展示会デザインは、会社というよりは担当者との繋がりが大切
運に任せるしかないのかもしれませんが、「この人とやりたい」という
自分と波長が合う人を見つけられたら、ぜひ仲良くやっていきましょう!

気軽にアプローチしてみよう

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HPなどを見て、気になる会社があれば、怖気づかず気軽にアプローチしてみてください。
この時、予算感や日程などの細かい情報が伝えられると、
私たちデザイン会社もお返事がしやすく、サクサクお話が進められると思います。
 
あなたの会社とあなたにぴったり合う会社(担当者)が見つかりますように!
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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ひとつひとつの仕事にプライドを持って #社内インタビュー

リオエンターテイメントデザインにはどういった社員がどんな仕事をしているのか、インタビュー形式でご紹介。
今回は、展示会デザインを手掛けるチームメンバー、廣田にインタビューしました。

専門学校でイラストの勉強をしていました

──現在の業務を教えてください。
 
主に展示会空間における企画とデザインを行っています。
お客様からお問合わせをいただいたら、打合せに伺いながらヒアリング、それをもとに図面を書き上げていきます。
専門業者さんを手配して、当日は現場に行って施工まで行います。
 
──入社してどのくらいですか。
 
入社して1年半になります。
 
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──1年半前はなにをされていた?
 
専門学校でイラストの勉強をしていました。卒業後はアルバイトをしていましたが、
クリエイターの就職支援で社長に声をかけていただいたのがきっかけでリオエンターテイメントへ入社したんです。
 
──空間デザインという今まで関わりのない業界へ就職したのですね。
 
そうですね。立体物について全く知見がなかったので、最初は苦労しました。
でも、建物とかの構造物がもともと好きで興味があったんですよ。

全てを任されている責任感

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──この仕事のやりがいを教えてください。
 
リオエンターテイメントデザインの展示会デザインは、営業から図面を描いて、
当日施工の現場監督から撤去まで、1人のスタッフが一貫して行います。
複数の担当者とやりとりするわずらわしさや“制作と営業の壁”によるタイムロスや認識のズレが起こらないので、
弊社の強みだと思っているのですが、スタッフとしては全てを任されている責任感がやりがいに繋がります。
お客さまとの関係も深くなるので、それも楽しいですね。
 
また、自分が作った図面が目の前に立体物として現れる、
さらに、それをお客さまに喜んでいただけることが嬉しいし、やってよかったなって。
そこにも大きなやりがいを感じています。
 
──辛かったこともあった?
 
特に新入社員の頃は、いっぱいありました。
当日は、お客さまと施工業者さんの両者と意思疎通を取らないといけない。
あたふたしながらも、やり遂げたんですよね。今では経験を重ねて自信がついてきました。
 
──印象に残っている仕事は?
 
選ぶのが難しいですけれど。
最初に自分の描いたデザインが立った、インターネプコンですかね。2017年1月だから1年前くらい。
イラスト出身だったのもあり、3Dで立ったというのですごく感動したのを覚えています。
 
1回お仕事をさせていただいたお客さまから
「今度こういう展示会があるんだけどやってくれない?」って依頼されたことがあって、頼ってもらえてるんだなって。
それも印象に残るくらい嬉しかったです。

言いたいことはじゃんじゃん言います

 
──自身の強みはどこにあると考えていますか。
 
ひとつひとつの仕事にプライドを持って仕事をしようというのは、常に意識していますね。
 
施工の専門業者さんに対して、年下だから、新人だからということは考えず、
現場監督として言いたいことはじゃんじゃん言います。
あとは、時にお客さまからの実現できない依頼をいただくこともあるのですが、
それはできませんと断るのではなく、これができますと新たな提案をするようにしています。
 
──ありがとうございました。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
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