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2017年3月

ブースデザインで抑えておきたい、たった2つのこと

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多くの人が集まる展示会は、自社の商品・サービスをアピールする絶好のチャンス。

しかし、広大な展示会場の中から自社の展示ブースに注目を集めるためには、強い印象を与えるブースデザインが必要になります。

ここでは、ブースデザインをするとき、またはブースデザインを専門会社へ依頼するときに抑えておきたいポイントを2つ、ご紹介します。

ポイント1.目的を明確にする

展示会に出展する目的はなんですか

私たちリオエンターテイメントデザインでは、お客様からブースデザインを依頼された際、真っ先にこの項目をヒアリングします。

同じ業界であっても、同じ規模であっても、さらには同じ会社であっても、この“目的”によって、ブースデザインがガラリと変わってしまうのです。

例えば新たに始めた製品発表の場として展示会に出展する場合、社名を大きく据えるよりもその製品がいかに新しく、来場者様のにとってどの様なメリットがあり、ソリューションなのかをキャッチとして据える方が人は集まります。

すでに展示会に参加される業界で認知度があり、製品のリニューアルや製品入れ替えの相談の場、トータルソリューション力をコンセプトにする場合は、逆に社名を大きくアピールする方が良いでしょう。

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さらに「この場で契約を結ぶ」のか「とにかく名刺交換する」のかでも、ブースデザインが変わります。

この場で契約を結びたいのであれば、充分な商談スペース、加えて個室の商談スペースを設置する必要があるかもしれません。

とにかく名刺交換をしたいということであれば、収容人数が減ったり一組のお客様の滞在時間が増えたりする商談スペースは重要ではありません。

何のために展示会へ出展するのか、出展の目的を明確にすることはブースデザインだけでなく、予算の最適化や、営業のアプローチ、成果の測定などにも役立ちます。

目的を明確化・共有し、全員が同じ方向へ向かって展示会に臨むことが、ブースデザイン、ひいては展示会成功のために重要です。

ポイント2.予算を明確にする

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「いくらかければ良いのか分からない」「相場が分からないので様々な会社に声をかけコンペをしていたら、時間が大幅に取られ日頃行なっている業務に支障が出た」といったお客様の声をよく耳にします。

事務局に支払う土地代だけでなく、競合他社と差別化を測るために必要な装飾費が別途かかり、展示会出展にかかる予算について悩まれている方は多いのではないでしょうか。

正直に申し上げれば、多いに越したことはない、のですが、超概算見積りとして、1小間あたり30万円を想定しておくと良いでしょう。

ただし当然ながら、例えば、2.7m高のブースと6m高のブースを設営する際にかかる人件費や作業に必要な工具は、大きく異なります。

30万円より多いか少ないか、ある程度自由が効くか、上限が決まっているかなど(自分だけの意見ではどうにもならないこともありますよね…)、予算は、具体的なデザインを作り上げていくための手がかりとして、重要です。

自社ブースにとって最適なデザインとは?

ブースデザインには、看板、商品の展示、立体物、映像、ポスター等々、様々な手段があり、豪華で綺羅びやかな隣のブースの装飾を羨むことがあるかもしれません。

これらの手段に惑わされず、自社ブースにとって最適なデザインを生み出すためには、“目的”と“予算”という2つのポイントを明確化することが重要なのです。

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