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ブースデザインの基礎知識

企業がイベントを開催する意味を考える

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新製品発表会や販促イベントをはじめとする、
企業とお客様を結ぶプロモーション施策の企画・提案〜運営〜実施に至るまでをワンストップで受託する
プランニングチーム」の新設に伴い、
今後、このブログではイベントの基礎知識もご紹介してまいります!
 
今回は企業が開催するイベントについて、その意義や目的を考えてみます。

イベントの意義とは

そもそもイベントの意義とは、ずばり「人を集めること」です。
 
大小関わらず魅力的なイベントがあれば、安売りチラシを打つより
「行ってみよう」とさせるのに、効果的。
そして、そのイベントを始点として、新たな収益を生み出したり、
新たな層への認知を増やしたりしていくことが、イベントや集客の効果や魅力だといえるでしょう。

イベントの目的を考えてみましょう

イベントの開催、または人を集めるだけで成果をあげられることはほとんどありません。
あくまで目的達成のための手段であることを意識しておく必要があります。
 
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例えばあるショッピングセンターのイベントひとつとっても、商品を買ってもらうこと、
ファンを作ること、リピータを作ること、カードの会員になってもらうこと、
アプリをダウンロードさせること、などイベントの目指すところは様々。
何のために集客するのかという目的の明確化は、限られたコストで最大限の効果をあげるために大切です。
 
◆ヒント◆誰のため?
 
流行に敏感なティーンをターゲットにするならSNSと連動させたフォトスポットを、
ビジネスマンなら経営者を招いたトークセッションを……など、
ターゲット(そのイベントに来て欲しい人)を定めることによって、企画内容も変わります。
目的とともにターゲットを明らかにしましょう。
近所の人なら新聞チラシ、子育て世代なら同年代のインフルエンサーにSNSでお知らせしてもらう
といった風に、告知の方法も変わってきます。
 
お気に入りの芸能人を呼ぶのは少し待って、まずはターゲットを定めることが大切ですね。
 
◆ヒント◆ブレストが有効です
 
明確な目的が明らかになっていない場合、リオエンターテイメントデザインではヒアリングの際、
クライアント様と弊社の担当者でブレインストーミングを行う場合が多くあります。
ざっくばらんに意見を出し合うことで、新たな気づきがあるかもしれません。
 
ここで明らかになった目的は、
イベントに携わる全てのスタッフの共通認識として常に意識しておくことが大切。
その意味でも、チームの連帯感が高まるブレストという手段は有効でしょう。
 
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出展の目的を明確にすることは、企画だけなく、
予算の最適化、営業(スタッフ)の動き方の決定、成果の測定などにも役立ちます。
目的を明確化・共有し、全員が同じ方向へ向かって臨むことが、イベント成功のために重要なのです。
 
リオエンターテイメントデザインでは、
イベントの目的の明確化から企画・提案、運営、実施に至るまでをワンストップで、お手伝いいたします。
お気軽にご相談ください。
 

■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
お問い合わせページはこちら

それって本当?展示会で配るノベルティの話。

ボールペンやクリアファイル、不織布のバッグにメモパッド……。
展示会に行くと様々なノベルティが配られており、帰る頃には大荷物になることもあります。
年度初めならカレンダー、これからの季節はうちわもよく見られますよね。
 
今日はそんな展示会で配られる「ノベルティ」のお話です。

ノベルティとは

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ノベルティの意味を辞書で調べてみると
「広告・宣伝のため,社名や自社の商品名を記して配布する記念品」とあり(三省堂 大辞林)、
ばらまきグッズ、販促グッズなどと呼ばれることもあります。
 
ブースの前で通行人全員にスタッフやコンパニオンの方が渡していたり、アンケートに答えてくれたら、
見積もり依頼をしてくれたらなど、ノベルティを配布するターゲットは会社が独自で設定するのが一般的です。

よく聞く、ノベルティの目的

ノベルティを配布する目的としてよく挙げられるのが「知名度UPを図ること」。
 
日常的に使うモノやオフィスへ持ち帰ってもらうモノを配ることで、そのモノに描かれたロゴを目にする機会が増えるのです。
新製品や新規のプロジェクトなどの知名度がないものの場合に、特に有効といえるでしょう。
 
そのほかにも、集客(あれがもらえるから行ってみよう)、
ブランディング(環境を扱う企業だからエコグッズ)などを目的として配布されることもあります。

でも、それって、本当ですか?

さて、突然ですがここで“もし自分がノベルティをもらったら”を想像してみましょう。
 
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会社のロゴが入ったボールペン。
 
もらって嬉しいでしょうか。
使うと思いますか。
 
ボールペンといった日常的に使うモノは既にたくさんお持ちではないでしょうか。
お気に入りのボールペン以外を使いたくない方もいるかもしれません。
 
筆者は職業柄、展示会の会期後に訪れることも多くありますが、
実はトイレや通路に、それはもう気の毒に感じるほどに大量のノベルティが捨ててあるのを見かけます。
こうなると、ボールペンを配った企業のイメージもあまり良いものにはならないのかもしれませんね。

展示会出展の本来の目的とはなにか

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限られた予算を喜ばれないモノ、捨てられてしまうモノにかけてしまうのは、賢いお金の使い方とは言えないでしょう。
 
不特定多数にモテるよりも、好きな人に好かれる方が大切とも言います。
 
本当に良い製品であればノベルティをばらまかなくても人は来ます、本当です。
「運命の製品」を必死に探す確度の高い見込み客がようやくあなたの会社の製品を見つけて訪れた時、
そこにノベルティなど必要ないのですよね。
 
展示会出展の本来の目的とはなにかを把握して、お金をかける場所を決めていきましょう。
 
なお、集客効果についても考えてみると、BtoCであれば有効ですが、BtoBの展示会の場合、
よい製品を見つけることを目的として訪れている方が多く「ノベルティほしいから行こう」とはなりにくいのが実情です。

おまけ:嬉しいノベルティの実例

せっかくノベルティを配るのであれば、自分が欲しいものを考えてみてください。
 
ロゴは思い切って外してみてはいかがですか。同じものでも使いやすさは格段に向上します。
 
ミントタブレットやガム、クッキーなどの食べ物もおすすめ。食べ物を捨てにくく感じるのは人間の心理でしょうか。
USBメモリもノベルティとして人気ですが、セキュリティの問題で使用禁止とされている会社もあるので要注意です。
 
IT系のある企業様は、フロッピーディスクを配っていらっしゃいました。
役立つことはないのですが話のきっかけに一役買った、もらって嬉しいノベルティですね。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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「展示会デザイン」と「店舗デザイン」の違い

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店舗のみを扱うデザイナーさんや大工さんが、いざ展示会ブースのデザインや施工をしようとしても、
勝手がまるで違って上手にできないのだそう。もちろん逆も然りです。
 
リオエンターテイメントデザインでは、展示会デザインと店舗デザインの両方を扱っていますが、
デザインの方法や発注先まで、まったく異なる考え方をします。
 
ここでは、そんな「展示会デザイン」と「店舗デザイン」の違いについて、考えてみることにしました。

素材の選定

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まず、壁紙や床材など、使う素材に大きな違いがあります。
 
店舗で採用される素材は、長く使うことを前提に作られています。
暑い夏も寒い冬も変色したり剥がれたりせず、濡れて歪んだり、カビたりすることがないように。
汚れが簡単に拭き取れたり、吸湿や防火などの機能をもたせることもありますよね。
 
一方、展示会で使用されるのは同じ見た目でより安価な素材です。
展示会会期中の3日間だけ美しくあればよく、機能性なども必要ありません。

実用性は大切?

店舗デザインの場合、掃除が楽かどうか、休憩室には椅子と机があるか、男女別のロッカーが設置されているかなど、
スタッフの働きやすさ、実用性も重要視されます。
 
展示会に出展したことのある方は想像していただけるかもしれませんが、カバンなどを置くスタッフ専用のスペース。
ベニヤ板むき出しで「過ごしやすさ」とは程遠い出来上がりになっていたかもしれません。
そのブースが立っているのはわずか3日間ですから、
限られたスペースの中でスタッフの実用性が重要視されることはほとんどありません

天井があるか、ないか

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店舗の天井は、照明を吊るしたり、暗くしたり、垂れ幕を取り付けたりと、
天井を空間のイメージを形作るために活用することができます。
 
一方、展示会ブースには、天井がありません。
作ることは禁止されていないものの、事務局の許可を得たり、煙探知器を取り付けたり、
ブース内に天井を支えるための柱を立てたりする必要があり、
空間のバランスやわずか1日という工期、費用などの観点から現実的ではないのです。

より自由度が高い展示会デザイン

巨大な設営物が置かれているブースと、机と椅子だけが置かれているブースが
隣同士で並んでいるのを見かけることもあるでしょう。
 
以前のブログで弊社の代表が語っていたように、
展示会ブースには間取りがなく建築基準法も適用されないため、店舗デザインと比べて自由度が高いと言えます。
 
リオエンターテイメントデザインでは、実現可能なデザインをご提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。店舗デザインも大歓迎です!
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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専門業者に頼まず展示会ブースを作りたい!

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展示会に出展するときのブースの設営について、
費用を安く抑えるために社内のリソースだけで行おうとする企業もあるかもしれません。
 
今回は、そんな方のために「自力でやる場合」と「専門業者に依頼した場合」を比較してみました。

その1. デザインする

● 自力でやる場合
 
事務局への申込みが終わったら、イラストレーターやエクセル、パワーポイントなどを使って図面を書き始めましょう。
 
椅子や机の色や数、床の色、壁の色や素材、電気とその配線、ポスターの大きさなどなど……、
実際に立つブースをイメージしてデザインを書きます。
ここで大切なのが、空間における椅子や机などのバランス、縦横比などのサイズ感。
小間サイズと入れるモノのサイズ(寸法)をぴったり合わせましょう。
もちろん自らの好みではなく「来場者目線」のデザインが重要です。
 
● 専門業者に依頼した場合
 
各部署から吸い取った要望をエクセルなどでまとめて、デザイン会社へ投げてください。
それをまとめて予算に応じたデザインを作成します。

その2. 備品を調達する

● 自力でやる場合
 
出来上がった図面をもとに、材料を購入したり、備品をリースしたり、ポスターを印刷したりします。
ここで大切になるのは予算ですね。請求書がバラバラになることで、予算取りが難しくなったり、
経費計上がややこしくなったりするデメリットがあります。早めに準備を始めましょう!
 
● 専門業者に依頼した場合
 
複数回のお打ち合わせを経て図面が完成した後は、専門業者にお任せすればOK。
予算の調整が必要になった場合は、メール1本で専門業者の担当に依頼するだけでOKなので、楽ちんです。

その3. 前日、設営する

● 自力でやる場合
 
レンタカーを借りて用意した備品を会場へ運び、ブースを作りましょう。
工期は前日の1日だけである場合が多いので、忘れものや運ぶ途中の破損は禁物!
会期途中で外れることがないように、充分気をつけて取り付けを行ってください。
 
また、運転手や運んだり設営したりする人員を事前に確保しておきましょう。
面倒な作業ですから、彼らのモチベーション確保も大切です。
 
● 専門業者に依頼した場合
 
置きたいカタログや製品を持ってきてください(宅配便で送ってもOK)。

その4. 片付ける

● 自力でやる場合
 
最終日の終了時間が17時。ここから片付けが始まります。
撤去した荷物を持って会社に帰りましょう。返却をしにいかなければならない備品もあるかもしれませんね。
20時に解散できれば最高です。
 
● 専門業者に依頼した場合
 
最終日の終了時間が17時。ここから大工さんたちが再びブースへやってきます。
彼らにお任せすれば、17時10分には会場を出られます。

まとめ

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費用を安く抑えたいという気持ちだけで安易に自力でのデザインを決めてしまうと
完成して満足してしまい結局誰も来てくれなかった」という本末転倒な結果になりかねません。
 
また、自力で展示会ブースを作ろうとする場合、紹介した通り、とっても面倒。
 
既存顧客への周知など、本来出展者がすべきことが疎かになったり、
抜け漏れやモノが破損したりするリスクで、不安がつきまとうこともあるでしょう。
 
私たちブースデザインの専門業者が存在する意義は、デザインをすることだけでなく、
この<ブースデザインにまつわるすべてを任せて、万全の体制で迎えてもらうこと>にもあるのです。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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【展示会】新製品は通路側に置くか、奥に置くか

 
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貴社の画期的な新製品。
多くの人の目を集める展示会の目玉になることでしょう。
 
展示会ブースにおいて、これをどこに置くかを考える時、
様々なお客様のお話を伺う中で、以下のふたつの意見が聞かれます。
 
「せっかくなので、前面に出しましょうよ」
「ブースの奥に置いて、隠し玉にしておきましょうよ」
 
新製品は通路側に置くのが効果的か、奥に置くのが効果的か。
さて、どちらが正しいのでしょうか。それぞれ見てみます。

通路側に置くのがいい説

遠くからでも何が置かれているかが見え、通路を歩く来場者さんに見つけてもらいやすいのが、通路側の配置。
ブースに入る必要もなくなるので、気軽に立ち止まってもらいやすいといえます。
 
ブースの外に人だかりができることで、「なにがそんなに盛り上がっているのかな」と
人だかりにさらに人が集まる同調行動効果の心理を活用できるようにもなるでしょう。

奥に置くのがいい説

奥に置く……駄洒落ではありません……!
 
人の流れを分散させることができる有効な配置です。
新製品を前面に置くと通路前に人だかりができ、奥のスペースが活用されません。
別の商品が見たいのに、という来場者がいても見つけてもらえないこともあるでしょう。
前面に置くことで、他の製品がかすんでしまうことも考えられ、
目玉製品を奥に配置することで人の流れのバランスがとれるようになるのです。
 
3小間くらいまでの広さであればブースは一度に見渡すことができますから、
配置に工夫をすることで「見えそうで見えない」「あれって、もしかして!?」という期待感を
高めることもできるかもしれません。
それが見たいために、ブースの中へ入ってくれることもありますよね。

レイアウトに正解はありません!

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どちらの説にも利点があるように、レイアウトには正解はありません
 
リオエンターテイメントデザインでは、期間中そこで動き回るスタッフさんにとって動きやすい、
納得できるブースこそが最適なデザイン、配置であると考えています。
 
私たちデザイナーは、これまで培った技術や経験を駆使してもちろんアドバイスをさせていただきますが、
ぜひ貴社の要望を、実現の可否を問わず、なんでも教えてください!
 
たくさんお話し合いを重ねた上で、お客様にとって最適なレイアウトをご提案いたします。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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【1小間向け】展示会ブースデザインのポイント

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大小様々なブースがひしめく展示会。
 
ブースが大きければ大きいほど、多くの情報を詰め込むことができ、
通路との接地面も多いのでたくさんの人に注目されやすくなります。
 
しかし、その広さに比例して、当然、事務局に支払う土地代や装飾費も高くなっていく……。
 
そこまで予算がかけられない場合は、どんなに魅力的な効果があっても
なかなか広いスペースを使うことはできないかもしれません。
展示会の雰囲気を掴むために、小さい小間でまずはお試し、という会社もあるでしょう。
 
そこで今回は、1小間の小さなブースを作るポイントをご紹介。
小さなスペースで大きな効果を得られるヒントになれば幸いです。

小さな小間の特徴

まず小さな小間の特徴を把握しましょう。
 

国内の展示会のほとんどは、1小間 幅3mx奥行3mの9㎡とされています。

メインの通路からズレた場所に位置することが多く、人通りは少ない傾向にあります。
小さなブースが密集し、特に両隣にブースが並んでいる(角でない)場合、ブースの間口が狭いという不利な条件も。

1小間ブース、デザインのポイント

●Point.1 イメージしてみる
 
まず、スペースの広さを理解しましょう。
 
9㎡とは、5.81畳(2.72坪)であり、ワンルームより少し狭いくらいです。
 
思っていたよりも狭い(広い)でしょうか。
ブースの入り口(間口)に受付けの机が置かれていて、
スーツを着た“おじさん”がふたり並んでいたらどう感じるでしょうか。
壁に小さい文字のポスターがずらりと並んでいたらどうでしょうか。入りたいと思いますか?
 
まずは、小さいけど行きたいと思うブースを想像してみましょう。
そこから効果的な、または避けたほうがよいレイアウトや人員の動きなどが見えてくるかもしれません。
 
●Point.2 絞る、時に諦める
 
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小さい小間ではスペースが限られているために、残念ながらできることは限定的です。
 
例えば、商談セットは一般的に2m×2mと言われていますが、
3mx3mの1小間に置いたら、それ以上にモノは置けなくなってしまいますね。
商談はできるけど展示ができない。展示をするなら商談セットが置けない。
何か諦めなければならないことが出てくるのです。
 
展示物においては1種類か2種類に絞り、あとは口頭またはカタログで説明するに留めるのがよいでしょう。
これ以上モノを置いてしまうと、
何が置いてあるブースか分からなくなって「二兎を追うものは一兎をも得ず」の状態になりかねません。
ごちゃごちゃしたブースをくまなく見てくれる人はほとんどいないのです。
 
置くものを選定するには、出展の目的が重要になります。
詳しくご紹介しているので、あわせてご覧ください!
 
●Point.3「キャッチコピー」で興味を惹きつける
 
ブースの間口が狭いことで、来場者の目に入る時間が少なく、一瞬で目を惹かせる工夫が必要となります。
キャッチコピーについても、別のブログ記事(展示会場で目を引く看板づくりのヒント3)で、詳しくご紹介しています。
 
●Point.4 スペースを使い切らない高等テク
 
3m×1mにし、リーフレットだけを置いておく。
スタッフがいるかいないか分からない状態にしておくことで、立ち寄りやすいと考える人もいるかもしれません。
PRブースとして、1小間を使い切らないという方法もあります。

小さい小間で大きい効果を!

これまでリオエンターテイメントデザインで担当した1小間のブースは、ギャラリーでも紹介しています。
あわせてご覧いただき、貴社のブースデザインの参考にしていただけると嬉しいです!
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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展示会成功のための「社内アンケート」

展示会への出展が決まり、招集される選ばれし社員。
 
一人でやろうとするととても大変な展示会準備ですが、
そんな大変さを軽減させてくれる「社内アンケート」について、今回ご提案します。

「社内アンケート」とは?

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ここでいう「社内アンケート」とは、展示会を出展するにあたって、要望を聞き取りするアンケートシートです。
 
展示会の日程や場所、目的などにも言及しながら、関係する部門に配布しましょう。
エクセルなどのデータなら加工がしやすいので、おすすめです。

「社内アンケート」のメリット

メリット1.様々な部門の要望を汲み取れる

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例えば、技術部門の方に聞くと「メンテナンスの必要があるから、作業できるスペースが欲しい」などの
要望が出てきます。これは営業部門や広報部門の社員にはなかなか分からない(気づけない)こと。
 
アンケートを実施することで、予算を度外視した見た目や集客以外の重要な要素を発見することができます。

メリット2.“どんでん返し”を防げる

要望を聞いておくと、実現が不可能になったとしても「こういう理由で実現できませんでした」と話すことができます。
少しネガティブな言い方ですが、要望を聞いてくれたという事実があるだけで、心理的な壁が低くなるんですよね。
「それなら仕方ないね」と了承してもらえる確率が上がります。
 
さらに、ブースデザインができあがってから、別部門から「ここはこうして欲しい」と意見が来ることも。
そうなるともう一度デザインを作り直す必要があり、
スケジュールが後倒しになったり、デザイン会社によっては追加費用がかかったりする場合もあります。
これを防ぐためにもアンケートの実施は役立ちます。

メリット3.協力が得られることも

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別部門からの要望が実現できなかったとして、それをお伝えすると
私たちの部門から予算(または人員など)出しますよ」と、
言ってもらえることもあるのだそうです。

メリット4.展示会の実施を周知することができる

展示会に関するアンケートをすることで、
展示会に出展すること、日時・場所や展示会に出展する目的を社員全員に周知・共有することができます。
 
営業部門以外、部門長以外の社員には伝えていないという会社もあり、
間際になって「この日にビッグサイトに来て手伝って欲しい、予定を空けておいて」と
担当者から言われてビックリする社員も少なからずいるようです。
そうなるとモチベーションも上がらず、彼らにとって足が疲れるだけの展示会になってしまいますね。

メリット5.“丸投げ”できる

展示会の準備は、一人でやろうとするととても大変。
その手間を軽減するために私たちデザイン会社があるのですが、
アンケートを取ったあとは、ぜひそれを私たちに“丸投げ”してください!
それをまとめて、予算に応じたデザインを作成することができます。

「社内アンケート」を作ろう!

会社の名前を付した展示会ブースは、あらゆる部署、多くの社員を巻き込むことが成功の秘訣です。

そのために有効な「社内アンケート」。展示会の出展が決まったら、ぜひ作ってみてください。

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展示会デザイン会社の選び方、4つのポイント

WEBで検索するとザクザク出てくる展示会デザインを扱う会社。
 
会社の一大イベントですから、どこを選んだらいいか迷われることも多いと思います。
 
そこで今回は、デザイン会社の選び方を4つのポイントに分けてご紹介。
デザイン会社選びの参考にしていただけると幸いです。

ポイント1.価格重視 or デザイン重視

世の展示会デザイン会社は「価格重視」のところと「デザイン重視」のところの大きく2つに分かれます。
 
ブランディングをしたい、新製品の認知度を上げたいなら「デザイン重視」、
来る人が決まっている、会社名があれば来てくれるというのなら「価格重視」など……。
さらに、展示会の雰囲気を掴むために初めは「価格重視」の会社にお願いして、
次年度以降にもう少しコストをかけようというのも、有用な戦略のひとつかもしれません。
 
HPの段階で調べられる情報をすみずみまで見て、
出展の目的に応じてコストとデザインのバランスを考えてみてください。

ポイント2.デザインのテイスト

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「デザイン重視」とした場合、“製品のテイスト”や“好み”が大きく左右するので選ぶのは少し難しいかもしれません。
 
各デザイン会社には、それぞれデザインの傾向があります。
例えば、直線的なデザインが得意、シンプルなデザインが多いなど。
自社の製品や好みに合ったテイストかどうかを、
HP自体の印象(Webデザイン)や「制作事例」などで読み取ってみてください。

ポイント3.全国対応

例えば、あなたの会社が東京にあって大阪の展示会に出展する場合、
デザイン会社によっては断られてしまうことがあります。
 
市場や来場者の傾向が違いますから、市場(地域)をある程度限定することは理にかなうことなのですが、
また新たにデザイン会社を探す必要が出てきて面倒に感じることもあります。
 
別の地域に出展する予定がある場合は、
全国に対応している会社を選ぶとよいでしょう(海外への出展の場合も同様です)。

ポイント4.人

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私たちはこのポイントの4つ目「」が、デザイン会社を選ぶ上で最も大切なことであると考えています。
 
準備を共に進めていく上で、時に毎日顔を合わせることもある担当者。
どんなに素敵なデザインを作ったとしても、話していて不安になったり、ウマが合わなかったりすると、
ストレスになってモチベーションまで下がってしまいます。
 
展示会デザインは、会社というよりは担当者との繋がりが大切
運に任せるしかないのかもしれませんが、「この人とやりたい」という
自分と波長が合う人を見つけられたら、ぜひ仲良くやっていきましょう!

気軽にアプローチしてみよう

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HPなどを見て、気になる会社があれば、怖気づかず気軽にアプローチしてみてください。
この時、予算感や日程などの細かい情報が伝えられると、
私たちデザイン会社もお返事がしやすく、サクサクお話が進められると思います。
 
あなたの会社とあなたにぴったり合う会社(担当者)が見つかりますように!
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
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来場者が通り過ぎてしまうブースの特徴

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満を持して展示会に出展したのに全然人が来てくれない、
とお悩みの担当者も多いはず。
 
とりあえず出展していれば寄ってくれる人もいるだろうと
期待することもあるかもしれませんが、
決して安くない出展費用や通常の業務を後回しにしてまでかける大切な時間、
もったいないなと感じるブースも少なからず存在します。
 
様々な展示会に参加していて感じることは、
人が集まらないブースには、共通点があるということ。
まずそれを知りましょう。

その1.何のブースかが分からない

何を扱っている会社か、ウリは何か
一目で理解できないブースは、意外と多いもの。
これでは人が集まりません。
実感のわかない抽象的なアイキャッチ看板も同様です。
 
遠くから見えるように大きく、シンプルに、
ハッキリした色で、高い位置に掲げる必要があるかもしれませんね。

その2.「尖り」がない

よほどの有名企業でない場合、企業名だけで集客することはできません。
見たこともない企業名とロゴを
大きく掲げているブースがよく見られますが、
来場者の目線を集めるのに効果的とはいえないでしょう。
 
さらに、あれもこれもと製品を置きすぎて
何を見せたいのか分からなくなっている
「尖り」のないブースも実はたくさんあります。
 
この場合、社名よりも重要なのは「業界最安値」「日本初上陸」といった
会社や製品の特徴を見せながら、製品をある程度絞ってみるのがオススメ。
キョロキョロと目線を動かして歩きながら、
どのブースが自分にとって興味があるかを探す来場者には、
短く分かりやすいアイキャッチ看板が有効です。
 
参考

その3.入りづらい

大きな商品や受付台が置かれていて入り口が狭い
照明が暗い
受付台の下や奥にモノがたくさん置かれていて汚い
などで入っていきづらいブースも、人が集まりません。
 
複数人のスタッフが名刺入れを手に入り口で待ち構えていたり、
一箇所に固まって雑談していたり……。
逆にスタッフがひとりもいなかったりするブースも入りづらいですよね。
 
百貨店やショッピングセンターのテナント、飲食店など、
プライベートで出くわす「なんとなく入りづらいお店」から
ヒントを探してみるのもオススメです。

来場者が足を止めるのは……

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実際に展示会場を歩くと、
人が集まりワイワイにぎやかなブースと
閑散としているブースが見つけられると思います。
自社のブースを作る前に実際に展示会場を見学して、
この2つのブースにはどのような違いがあるのかを探してみてください。
 
来場者がブースの前で足を止めるのは、興味を持った時。
ターゲットが興味を持ちそうなことを念入りに調査して、
人の集まるブースづくりを目指しましょう!
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079

小間位置が悪い...悲運に負けない集客のコツ

半年前から計画していたブースに実際にお客様がいらっしゃるのを見るのが、

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展示会で当たった小間の位置が、
会場の最も奥まった場所だった……
小さいブースが密集しているど真ん中……。
 
満を持して展示会に申込んだのに
当選した小間の位置に恵まれず、やる気がなくなってしまった。
そんな担当者さんがよくいらっしゃいます。
 
しかし!落胆する前に!
できることがあります。
 
ここでは、小間位置が悪い時のブースの作りかたについて、ご提案します。

ブースデザインで負けない

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小間位置が悪い場合、まずブースの存在感を高める工夫が大切です。
 
キャッチコピー
 
特に小さい小間の場合、1つのブースが来場者の目に入るのはほんの一瞬。
 
ここで重要なのは、短く、わかりやすいキャッチコピーです。
いろいろなブースに目線を移している中で一瞬で目に入るように、
そして、その一瞬だけで文字の内容を理解させる工夫をしましょう。
もちろん、ターゲットがターゲットとなる来場者が気になっている、
興味を持ちそうな文言である必要があります。
 
遠くからでも気づいてもらえるように、大きく、ハッキリした色で、
高い位置に掲げる必要があるかもしれませんし、
ブース前まで歩いてきた人が最も見やすいように、
目線高のサブタイトルを設置することも有効であるかもしれません。
 
参考
 
飛び道具
 
飛び道具とは、目立つ手段のこと。
例えば、個性的な造作物やAR、プロジェクションマッピングなどが挙げられます。
 
独創的かつ目新しい飛び道具を活用することで、
「◯◯って会社知ってる?」と話題にのぼった時、
「展示会でARをやっていた会社ですよね」と
印象づけることができるようになります。
 
参考

接客で負けない

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同じ条件でも人が来るブースと来ないブースがあるとすると、
この「接客」が大きなカギを握っています。
 
ブースデザインの工夫ができたら、
スタッフの動きで居心地の良さを考えてみましょう。
 
待ち構えない
 
例えば、名刺入れを手にしたスタッフが
横一列に並んで入り口で待ち構えているといかがでしょう。
 
プライベートで訪れた服屋さんなどで実感したことのある人も
多いかもしれませんが、
そうしたスタッフが見えた瞬間きっと、
来場者は足早に、伏し目がちに通り過ぎていきます。
 
人通りがなく暇だと感じる時があるとしても、
いざ通った人に入りづらいと感じさせない動きが大切です。
 
参考
 
既存顧客へ来てもらう
 
心理学に同調行動というものがあります。
同じ立地にあってもすいているラーメン屋よりも
行列ができているラーメン屋の方が美味しく感じる、
人だかりを見ると何が起きているか気になって近づいてしまう、
赤信号はみんなで渡れば怖くない……。
 
これは、展示会でも同様。
人が立ち止まっているというだけで、それを見た人の注目を集めるのです。
 
既存顧客を招待して、たくさんの人に来てもらいましょう。
なお展示会の機会は、既存顧客との関係強化にも有効です。

この悲運は悲運ではない!

アクセスの良くない場所にまで歩いてきてくれる来場者は、
本当に必要なものを求める
真剣さを持った人である場合が多いです。
 
だからこそ、立地の悪い小間は、
見込み客に出会いやすい場所であるともいえます。
 
そう考えると、この悲運は悲運ではないのです!
 
当たった小間位置によって、
効果的なブースデザインもスタッフの動きもガラリと変わります。
デザイン会社へ依頼することも検討しながら、
その立地でしかできないブース運営を探してみてくださいね。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
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