展示会ブース

Lamborghiniのブランド価値である先進性・造形美・非日常性を、建築的に高い完成度で可視化したショールームデザインです。最大の特徴は、天井全面に連続して展開されるハニカム状の発光フレームで、単なる照明設備ではなく、空間全体の象徴として機能しています。六角形の光の連なりが強い奥行き感と方向性を生み、来場者の視線を自然に展示車両と中央のブランドサインへ導く構成となっています。

色彩計画は、ブラック・ホワイト・グレーを基調としたミニマルなモノトーンで統一され、主役である車両の存在感を最大化しています。黒い構造フレームと白い壁面の明快なコントラストが空間に緊張感と品格を与え、壁面の「automobili Lamborghini」ロゴやシールドエンブレムが、控えめでありながら強いブランド性を印象づけています。特にブルー車両の鮮やかな発色は、抑制された背景によって一層際立ち、商品そのものを最も美しく見せる舞台装置として機能しています。

レイアウト面では、黒い門型フレームによって展示エリアに“入り込む”体験を生み出し、左右対称に車両・モニター・案内スタンドを配置することで、格式と秩序を感じさせる構成としています。低いガラスフェンスは開放性を損なわずに展示領域を明確化し、プレミアムブランドにふさわしい距離感と鑑賞性を両立。さらに、天井照明の映り込みが車体の面構成やエッジを強調し、静止した展示でありながらスピード感と緊張感を演出しています。

総じて本計画は、照明そのものを空間デザインの主役に据え、ブランド体験・商品演出・視線誘導を一体化させた、極めて完成度の高いショールーム空間です。高級車展示に求められる象徴性、没入感、ラグジュアリー性を高水準で実現しており、来場者に強い記憶を残す提案力の高いデザインです。

■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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