展示会ブース

角地という立地の開放性を最大限に活かしたL字型のプランで構成されています。二面を通路に開き、手前に受付、奥にデモンストレーション用カウンターを配置することで、来場者は立ち止まる、話を聞く、触れるという行動を無理なく連続させられます。閉じた箱型ではなく、線と面で空間を立ち上げる設計は、限られた面積でも圧迫感を与えません。

手前のL字カウンターは、頭上に架かる青い梁をそのままサインへ転用し、❶❷❸の三つの「窓口DX課」として分割しています。構造体を情報の媒体に変えるこの手法は、壁を増やさずにテーマを提示できる合理的な解です。白い丸型のハイチェアを並べ、立つか座るかを選べる高さに設定することで、短時間の相談にも無理なく対応できます。

奥の壁面にはモニターを連ねたデモカウンターを設け、上部に「窓口DXSaaS」「AI窓口案内」と記した発光サインを掲出しています。抽象的な理念ではなく、具体のサービス名を光で示すことで、通りがかりの来場者にも提供価値が一目で伝わります。梁に埋め込んだダウンライトがカウンター面とパネルを明るく照らし、説明の場としての集中度を高めています。

あわせて側面の壁には社名と「窓口DX」の世界観を短い言葉で添え、60周年のエンブレムを配しています。通り過ぎる瞬間に企業の姿勢と蓄積を伝える、静かで効果的な接点です。装飾に頼らず、色、光、文字、構造で語る設計であり、短時間の接点で信頼と先進性を同時に手渡すブースとなっています。

■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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