

自治体向けDXサービスの価値を「実際の窓口体験」に置き換えて可視化した、非常に分かりやすく提案性の高い空間デザインです。最大の特長は、長く伸びるカウンターと上部サインを一体化させることで、ブース全体を“窓口そのもの”として構成している点にあります。単にサービス内容を説明するのではなく、来場者が空間を見た瞬間に「自治体窓口のDX」を直感的に理解できるため、無形サービスにありがちな説明負荷を大きく軽減しています。上部には「自治体DXSaaS 2.0」という主題を明快に掲げ、各カウンターをナンバリングして見せることで、機能や導入シーンを整理しながら伝える視認性の高い設計となっています。
色彩計画は、ブルーとホワイトを基調とした非常にクリーンな構成で、行政・公共分野に求められる信頼感、安心感、先進性を端的に表現しています。ブランドロゴやサービスビジュアルも同系色で統一されているため、ブース全体に一体感があり、来場者に対して整然とした印象を与えます。また、左側の大きなグラフィック面がサービスの象徴性を補強し、正面の長いカウンターがブースの存在感を横方向へ広げることで、会場内における視認性も高めています。
さらに、前面を大きく開いた開放的なレイアウトにより、来場者がどの方向からでも気軽に立ち寄りやすく、カウンター越しに自然にデモや説明へ入れる導線が確保されています。各窓口に設置されたモニターは、サービス画面や活用方法を個別に見せるのに適しており、着席用のハイスツールを組み合わせることで、短時間の接触から具体的な相談・商談まで柔軟に対応可能です。興味喚起から体験、理解、対話へと無理なくつながる構成は、自治体向けの提案型営業において特に有効です。総じて本ブースは、テーマの明快さ、導線の自然さ、実演性、ブランド統一感を高いレベルで統合した、実務的かつ説得力のあるブースデザインです。
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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