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【1小間向け】展示会ブースデザインのポイント

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大小様々なブースがひしめく展示会。
 
ブースが大きければ大きいほど、多くの情報を詰め込むことができ、
通路との接地面も多いのでたくさんの人に注目されやすくなります。
 
しかし、その広さに比例して、当然、事務局に支払う土地代や装飾費も高くなっていく……。
 
そこまで予算がかけられない場合は、どんなに魅力的な効果があっても
なかなか広いスペースを使うことはできないかもしれません。
展示会の雰囲気を掴むために、小さい小間でまずはお試し、という会社もあるでしょう。
 
そこで今回は、1小間の小さなブースを作るポイントをご紹介。
小さなスペースで大きな効果を得られるヒントになれば幸いです。

小さな小間の特徴

まず小さな小間の特徴を把握しましょう。
 

国内の展示会のほとんどは、1小間 幅3mx奥行3mの9㎡とされています。

メインの通路からズレた場所に位置することが多く、人通りは少ない傾向にあります。
小さなブースが密集し、特に両隣にブースが並んでいる(角でない)場合、ブースの間口が狭いという不利な条件も。

1小間ブース、デザインのポイント

●Point.1 イメージしてみる
 
まず、スペースの広さを理解しましょう。
 
9㎡とは、5.81畳(2.72坪)であり、ワンルームより少し狭いくらいです。
 
思っていたよりも狭い(広い)でしょうか。
ブースの入り口(間口)に受付けの机が置かれていて、
スーツを着た“おじさん”がふたり並んでいたらどう感じるでしょうか。
壁に小さい文字のポスターがずらりと並んでいたらどうでしょうか。入りたいと思いますか?
 
まずは、小さいけど行きたいと思うブースを想像してみましょう。
そこから効果的な、または避けたほうがよいレイアウトや人員の動きなどが見えてくるかもしれません。
 
●Point.2 絞る、時に諦める
 
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小さい小間ではスペースが限られているために、残念ながらできることは限定的です。
 
例えば、商談セットは一般的に2m×2mと言われていますが、
3mx3mの1小間に置いたら、それ以上にモノは置けなくなってしまいますね。
商談はできるけど展示ができない。展示をするなら商談セットが置けない。
何か諦めなければならないことが出てくるのです。
 
展示物においては1種類か2種類に絞り、あとは口頭またはカタログで説明するに留めるのがよいでしょう。
これ以上モノを置いてしまうと、
何が置いてあるブースか分からなくなって「二兎を追うものは一兎をも得ず」の状態になりかねません。
ごちゃごちゃしたブースをくまなく見てくれる人はほとんどいないのです。
 
置くものを選定するには、出展の目的が重要になります。
詳しくご紹介しているので、あわせてご覧ください!
 
●Point.3「キャッチコピー」で興味を惹きつける
 
ブースの間口が狭いことで、来場者の目に入る時間が少なく、一瞬で目を惹かせる工夫が必要となります。
キャッチコピーについても、別のブログ記事(展示会場で目を引く看板づくりのヒント3)で、詳しくご紹介しています。
 
●Point.4 スペースを使い切らない高等テク
 
3m×1mにし、リーフレットだけを置いておく。
スタッフがいるかいないか分からない状態にしておくことで、立ち寄りやすいと考える人もいるかもしれません。
PRブースとして、1小間を使い切らないという方法もあります。

小さい小間で大きい効果を!

これまでリオエンターテイメントデザインで担当した1小間のブースは、ギャラリーでも紹介しています。
あわせてご覧いただき、貴社のブースデザインの参考にしていただけると嬉しいです!
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
お問い合わせページはこちら

[ラング株式会社様]ブランディングに沿ったブース #制作事例

2018年1月、幕張メッセで開催された「販促EXPO(2018年春)」にて、
ラング株式会社様のブースデザインを担当した事例を紹介いたします。
 
ラング株式会社様は、店舗のブランド戦略から用品の販売までトータルで請け負う
店頭ディスプレイ素材の卸・加工等を扱う会社様です。
 
リオエンターテイメントデザインでは、
販促EXPOへの出展にあたりブースデザインを担当いたしました。

綿密な打合せを重ねて……

まず、会期の約2ヶ月前に出来上がった最初のデザインはこちら↓。
 
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初回のお打合せでいただいた
「よくある“ザ・展示会”という様なブースではなく、“クールでカッコ良い店舗”の様なイメージにしたい
とのご要望はブラさずに、クライアント担当者様との綿密な打合せを重ね、3度のプランの再提出を経て……。
 
バージョン2.0↓
 
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バージョン3.0↓
 
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このようなブースができあがりました!
 
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リオエンターテイメントデザインでは、
クライアント担当者様と綿密な打ち合わせを何度も重ねて我々が製品の理解を深めることで、
出展者様と見に来る来場者様とのコミュニケーションを生み出せる(効果のある)デザインを
作り出すことができると考えています。
 
今回も多くの打合せを重ねることで、
店舗コミュニケーションを得意とするラング様らしい、
洗練された“クールでカッコ良い”ブースデザインを作ることができました。

実際の使用イメージを感じられる“ショウウィンドウ”

今回のブースのポイントは入り口横にある、お店のショウウィンドウ風の設営物
 
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店舗ウインドウ用の装飾フィルムの展示をすべく、
大判のアクリル板をウィンドウに見立てて、外からも中からも覗けるように両面使いで展示。
実際の使用イメージを感じていただきやすくしました。
 
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この装飾フィルムは、ガラスなどに貼れる店舗の装飾や目隠しに使われるシートですが、
簡単に貼ってはがせる優れモノです。
しかし、装飾フィルムには通常の仕上げの壁には貼ることができない素材が使われているので、
フィルムが貼れる化粧板(綺麗に仕上げた板)を壁面に被せるようにして設置。
さらにこの化粧板にはツヤがあるため、ツヤ無しの壁に取り付けることで高級感を出すこともできました。

製品をより効果的に使う

展示会終了後の実績として、契約数が15件以上。現在商談中のものも多くあるのだそうです。
 
ただ製品を並べるのではなく、事前に契約を狙う層を決めて
製品をより効果的に使い、自社のブランディングに沿ったブースデザインをする。
これによって営業スタッフの方も話しやすく、より深い商談ができるようになるのだと、
ラング株式会社様のブースを担当させていただいて、改めて実感することができました。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079

展示会成功のための「社内アンケート」

展示会への出展が決まり、招集される選ばれし社員。
 
一人でやろうとするととても大変な展示会準備ですが、
そんな大変さを軽減させてくれる「社内アンケート」について、今回ご提案します。

「社内アンケート」とは?

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ここでいう「社内アンケート」とは、展示会を出展するにあたって、要望を聞き取りするアンケートシートです。
 
展示会の日程や場所、目的などにも言及しながら、関係する部門に配布しましょう。
エクセルなどのデータなら加工がしやすいので、おすすめです。

「社内アンケート」のメリット

メリット1.様々な部門の要望を汲み取れる

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例えば、技術部門の方に聞くと「メンテナンスの必要があるから、作業できるスペースが欲しい」などの
要望が出てきます。これは営業部門や広報部門の社員にはなかなか分からない(気づけない)こと。
 
アンケートを実施することで、予算を度外視した見た目や集客以外の重要な要素を発見することができます。

メリット2.“どんでん返し”を防げる

要望を聞いておくと、実現が不可能になったとしても「こういう理由で実現できませんでした」と話すことができます。
少しネガティブな言い方ですが、要望を聞いてくれたという事実があるだけで、心理的な壁が低くなるんですよね。
「それなら仕方ないね」と了承してもらえる確率が上がります。
 
さらに、ブースデザインができあがってから、別部門から「ここはこうして欲しい」と意見が来ることも。
そうなるともう一度デザインを作り直す必要があり、
スケジュールが後倒しになったり、デザイン会社によっては追加費用がかかったりする場合もあります。
これを防ぐためにもアンケートの実施は役立ちます。

メリット3.協力が得られることも

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別部門からの要望が実現できなかったとして、それをお伝えすると
私たちの部門から予算(または人員など)出しますよ」と、
言ってもらえることもあるのだそうです。

メリット4.展示会の実施を周知することができる

展示会に関するアンケートをすることで、
展示会に出展すること、日時・場所や展示会に出展する目的を社員全員に周知・共有することができます。
 
営業部門以外、部門長以外の社員には伝えていないという会社もあり、
間際になって「この日にビッグサイトに来て手伝って欲しい、予定を空けておいて」と
担当者から言われてビックリする社員も少なからずいるようです。
そうなるとモチベーションも上がらず、彼らにとって足が疲れるだけの展示会になってしまいますね。

メリット5.“丸投げ”できる

展示会の準備は、一人でやろうとするととても大変。
その手間を軽減するために私たちデザイン会社があるのですが、
アンケートを取ったあとは、ぜひそれを私たちに“丸投げ”してください!
それをまとめて、予算に応じたデザインを作成することができます。

「社内アンケート」を作ろう!

会社の名前を付した展示会ブースは、あらゆる部署、多くの社員を巻き込むことが成功の秘訣です。

そのために有効な「社内アンケート」。展示会の出展が決まったら、ぜひ作ってみてください。

■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
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展示会デザイン会社の選び方、4つのポイント

WEBで検索するとザクザク出てくる展示会デザインを扱う会社。
 
会社の一大イベントですから、どこを選んだらいいか迷われることも多いと思います。
 
そこで今回は、デザイン会社の選び方を4つのポイントに分けてご紹介。
デザイン会社選びの参考にしていただけると幸いです。

ポイント1.価格重視 or デザイン重視

世の展示会デザイン会社は「価格重視」のところと「デザイン重視」のところの大きく2つに分かれます。
 
ブランディングをしたい、新製品の認知度を上げたいなら「デザイン重視」、
来る人が決まっている、会社名があれば来てくれるというのなら「価格重視」など……。
さらに、展示会の雰囲気を掴むために初めは「価格重視」の会社にお願いして、
次年度以降にもう少しコストをかけようというのも、有用な戦略のひとつかもしれません。
 
HPの段階で調べられる情報をすみずみまで見て、
出展の目的に応じてコストとデザインのバランスを考えてみてください。

ポイント2.デザインのテイスト

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「デザイン重視」とした場合、“製品のテイスト”や“好み”が大きく左右するので選ぶのは少し難しいかもしれません。
 
各デザイン会社には、それぞれデザインの傾向があります。
例えば、直線的なデザインが得意、シンプルなデザインが多いなど。
自社の製品や好みに合ったテイストかどうかを、
HP自体の印象(Webデザイン)や「制作事例」などで読み取ってみてください。

ポイント3.全国対応

例えば、あなたの会社が東京にあって大阪の展示会に出展する場合、
デザイン会社によっては断られてしまうことがあります。
 
市場や来場者の傾向が違いますから、市場(地域)をある程度限定することは理にかなうことなのですが、
また新たにデザイン会社を探す必要が出てきて面倒に感じることもあります。
 
別の地域に出展する予定がある場合は、
全国に対応している会社を選ぶとよいでしょう(海外への出展の場合も同様です)。

ポイント4.人

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私たちはこのポイントの4つ目「」が、デザイン会社を選ぶ上で最も大切なことであると考えています。
 
準備を共に進めていく上で、時に毎日顔を合わせることもある担当者。
どんなに素敵なデザインを作ったとしても、話していて不安になったり、ウマが合わなかったりすると、
ストレスになってモチベーションまで下がってしまいます。
 
展示会デザインは、会社というよりは担当者との繋がりが大切
運に任せるしかないのかもしれませんが、「この人とやりたい」という
自分と波長が合う人を見つけられたら、ぜひ仲良くやっていきましょう!

気軽にアプローチしてみよう

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HPなどを見て、気になる会社があれば、怖気づかず気軽にアプローチしてみてください。
この時、予算感や日程などの細かい情報が伝えられると、
私たちデザイン会社もお返事がしやすく、サクサクお話が進められると思います。
 
あなたの会社とあなたにぴったり合う会社(担当者)が見つかりますように!
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
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ひとつひとつの仕事にプライドを持って #社内インタビュー

リオエンターテイメントデザインにはどういった社員がどんな仕事をしているのか、インタビュー形式でご紹介。
今回は、展示会デザインを手掛けるチームメンバー、廣田にインタビューしました。

専門学校でイラストの勉強をしていました

──現在の業務を教えてください。
 
主に展示会空間における企画とデザインを行っています。
お客様からお問合わせをいただいたら、打合せに伺いながらヒアリング、それをもとに図面を書き上げていきます。
専門業者さんを手配して、当日は現場に行って施工まで行います。
 
──入社してどのくらいですか。
 
入社して1年半になります。
 
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──1年半前はなにをされていた?
 
専門学校でイラストの勉強をしていました。卒業後はアルバイトをしていましたが、
クリエイターの就職支援で社長に声をかけていただいたのがきっかけでリオエンターテイメントへ入社したんです。
 
──空間デザインという今まで関わりのない業界へ就職したのですね。
 
そうですね。立体物について全く知見がなかったので、最初は苦労しました。
でも、建物とかの構造物がもともと好きで興味があったんですよ。

全てを任されている責任感

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──この仕事のやりがいを教えてください。
 
リオエンターテイメントデザインの展示会デザインは、営業から図面を描いて、
当日施工の現場監督から撤去まで、1人のスタッフが一貫して行います。
複数の担当者とやりとりするわずらわしさや“制作と営業の壁”によるタイムロスや認識のズレが起こらないので、
弊社の強みだと思っているのですが、スタッフとしては全てを任されている責任感がやりがいに繋がります。
お客さまとの関係も深くなるので、それも楽しいですね。
 
また、自分が作った図面が目の前に立体物として現れる、
さらに、それをお客さまに喜んでいただけることが嬉しいし、やってよかったなって。
そこにも大きなやりがいを感じています。
 
──辛かったこともあった?
 
特に新入社員の頃は、いっぱいありました。
当日は、お客さまと施工業者さんの両者と意思疎通を取らないといけない。
あたふたしながらも、やり遂げたんですよね。今では経験を重ねて自信がついてきました。
 
──印象に残っている仕事は?
 
選ぶのが難しいですけれど。
最初に自分の描いたデザインが立った、インターネプコンですかね。2017年1月だから1年前くらい。
イラスト出身だったのもあり、3Dで立ったというのですごく感動したのを覚えています。
 
1回お仕事をさせていただいたお客さまから
「今度こういう展示会があるんだけどやってくれない?」って依頼されたことがあって、頼ってもらえてるんだなって。
それも印象に残るくらい嬉しかったです。

言いたいことはじゃんじゃん言います

 
──自身の強みはどこにあると考えていますか。
 
ひとつひとつの仕事にプライドを持って仕事をしようというのは、常に意識していますね。
 
施工の専門業者さんに対して、年下だから、新人だからということは考えず、
現場監督として言いたいことはじゃんじゃん言います。
あとは、時にお客さまからの実現できない依頼をいただくこともあるのですが、
それはできませんと断るのではなく、これができますと新たな提案をするようにしています。
 
──ありがとうございました。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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段取り8分、現場2分 #社内インタビュー

リオエンターテイメントデザインにはどういった社員がどんな仕事をしているのか、インタビュー形式でご紹介。
今回は、展示会デザインを手掛けるチームのリーダー、杉本にインタビューしました。

「段取り8分、現場2分」

──現在の業務を教えてください。
 
展示会ブースの企画とデザインをする部署のチームリーダーをしています。
お客さまと打合せをしながら、ブースデザインを図面へ起こします。
あとは専門業者さんを手配したり、現場監督として設営や撤去までを行います。
 
──印象に残っている仕事は?
 
全部です。選べませんよ。
 
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──困りましたね(笑)では一番最初に手掛けた展示会ブースのことを教えてください。
 
2014年、初めてゼロからデザインを起こしてやった展示会です。
前職も含めて、今までは人の作ったモノをチェックしたりサポートしたりすることが多かったんですね。
デザイナーとして自分の考えたモノが立つという経験はその時が初めてでした。
 
お客さまとしてはプロに依頼しているんだから立って当たり前なんだけど、
施工業者の大工さんは僕が初めてだっていう事情を知ってるから声を掛けてくれた。
「できたね、よかったね。これからがんばれよ」って。それが、凄く嬉しかったです。
 
ビジネスとして考えると、今思えばもっと良いやり方は他にあったのでしょうけど、
当時はやりきった感があって。
 
──それが記念すべき第1歩だった。
 
そうです。社内のスローガンに、「段取り8分、現場2分」というものがあります。
段取りの段階でその仕事は8割完成する、準備をしっかりしようという意味なのですが、その時は逆だったんです。
だから現場が“ひっちゃかめっちゃか”だった……。
そのスローガンの重要性や、仕事の進め方が現場で初めて理解できた時でもありました。

自分のことを天才だと思っているんですよ

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──自身の強みはどこにあると考えていますか。
 
僕は自分のことを天才だと思っているんですよ。まず学校には真面目に通っていなかったんです(笑)
でも、図鑑が好きで毎日図書館に行って読んだり、授業に出ず先生と話したりして。
自分の知りたいことだけを学んで、いろんな分野の知識が詰め込まれています。
 
──それが今の仕事にも役立っていると。
 
はい。お客さまの業種はお硬い工業系から、フランクなアパレルまで様々ですよね。
その方たちとお話していく中で、例えばこんな新製品を出すんですって話題になり、
今市場がこういう傾向だからとか、これって他社製品にない魅力ですよね、とかの話ができるのって、
知識があってこそですよね。知識がない人にゆだねるのって不安ですから。
 
──デザインの知識を持っているだけでは足りないのですね。
 
そう感じます。さらに、お客さまは大きい会社の社長さんもいれば、従業員が2、3人の小さい会社もあります。
彼らと仲良くなる力、合わせる力、コミュニケーション力というんですかね。それにも自信があります。

個人個人が営業ありデザイナーである

 
──展示会デザインのリーダーとして、今後のチームの展開を教えてください。
 
今後会社が拡大していくに従って、人も増えていきますよね。
人ってそれぞれ性格や志向、強みが違います。
各人の尖りが組み合わさることで、さらに新しく、面白い展開ができてくるはずです。
そんな個性が同じ方向に向かって、それぞれに活躍していければいいなと思います。
 
個人個人が営業ありデザイナーである。
どれだけ会社が成長しても、歳をとっても、きっと同じことを続けていくと思います。
全員がデザインできる、というところはぶらさないでいたいと思います。
 
──ありがとうございました。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
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お客様のやりたいことや要望を形にしていく #社内インタビュー

リオエンターテイメントデザインにはどういった社員がどんな仕事をしているのか、インタビュー形式でご紹介。
今回は、展示会空間における企画とデザインを手掛けるチームメンバー、
長谷川にインタビューしました。

展示会ブースは事務局の規定内であれば好き勝手できる

──リオエンターテイメントデザインにはなぜ入社したのですか。
 
大学でデザインの勉強をしていて、空間デザインに興味があり入社を希望しました。
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──デザインを学んでいたからこそ感じる展示会デザインの魅力はありますか。
 
展示会ブースのデザインって建築などと同様に立体物で空間を演出するものですが、比較的自由なんですよ。
建物だと、法律とか条例で耐震とか、避難経路や窓をつけなきゃいけないなどの制約がありますよね。
一方、展示会ブースは事務局の規定内であれば好き勝手できる。幅が広いんですよ。
 
会期中だけに存在するものだから、ハリボテでも構わないような異質な雰囲気があって、見た目の派手さがあります。
そこが普通の建築物と違う魅力ですね。

お客さまの期待を超えるデザイン、仕掛けが作れた時

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──この仕事のやりがいを教えてください。
 
お客様のやりたいことや要望を形にしていくのがやりがいです。
その上で、目的を見据えて、これをしたらもっと良いと思うことを提案して、
お客さまの期待を超えるデザイン、仕掛けが作れた時も。
会期が終わった後に、「またお願いしたい」ですと言われるのが嬉しいんですよね。
 
──印象に残っている仕事は?
 
一番最初のブースですかね。お客さまのご要望が比較的ふわっとしたものだったんですよ。
自分の今まで勉強してきたことや感性に頼るしかないところもあって、少し不安でした。
もちろん先輩にアドバイスをいただきながらでしたが、自分でも綺麗にまとまったなと自信がもてる仕上がりになりました。
お客さまには自分が思っていた以上に喜んでいただけて、とっても嬉しかったのを覚えています。

いろんなものをベタベタ触っていたって(笑)

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──自身の強みはどこにあると考えていますか。
 
フォントとか色とか、トレンドとか、生きている中で目に入るモノは、意識して見るようにしています。
母が言っていたのですが、子どものころからそうだったみたいですよ。
いろんなものをベタベタ触っていたって(笑)
大学ではデザインの勉強をしていましたし、それは今のデザインに反映できているのかなと思います。
 
──今後、どのように成長していきたいですか。
 
たくさんの経験を経て、プロの視点というのを育てていきたいと思います。
身近にいる先輩のようになりたい、そして抜きたいと思います!
その上で、リオエンターテイメントデザインの一員として他の会社を凌駕するデザインを提供していきたいと思います。
 
──ありがとうございました。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
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小間数別のブースデザイン #制作事例

日本の展示会では、一般的にブースの広さを「小間」で表します。
国内の展示会のほとんどは1小間 幅3mx奥行3mの9㎡となりますが、
申込む小間数については、展示する製品の大きさ、商談スペース、商談ルームの有無、
ストックルームの広さなどを考慮して決定されます(もちろん、予算も大切ですね)。
 
ここでは、これまでリオエンターテイメントデザインが手掛けたブースを、小間数別にまとめました。

1小間

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一般的に9㎡のミニマムなブース。
メインの通路からズレた場所に位置することが多く、小さなブースが密集していることで、
不利な条件であるともいえます。
特に両隣にブースが並んでいる(角でない)場合、ブースの間口が狭く、
来場者の目に入る時間が少ないため、一瞬で目を惹かせる工夫が必要となります。
 
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角に位置する小間は、角でないブースと比較して通路に面する範囲が2倍になる、当たればラッキーな場所。
1小間ブースの中でも比較的来場者に見つけてもらいやすく、
ブースデザインは空間を意識して行います。
 
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2小間

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初出展や小規模出展の際、先述の1小間と同様に人気なのが2小間ブース。
1小間の倍になりますから、角小間をゲットできる確率もアップします。
 
ただし、あれもこれもと製品を詰め込むとすぐに狭くなってしまいますし、
「なにを見せたいブースなのか分からない」ということにもなりかねませんから、
導線や余白を意識しながら展示する製品を選定していくことが大切です。
 
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3〜6小間

大きな製品を展示したい場合に適した広さです。
間口を広くとり、スッキリと見せることで、伝えたいことが伝わりやすく、
立ち止まってもらいやすいブースになります。
 
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スペースを上手に使うことで、トークセッションやセミナーを行う
観覧スペースなども入れることができるようになります。
 
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8小間〜

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8小間以上の広いブースは、特に空間の統一感が重要です。
どこから歩いてきたとしても狙ったイメージを来場者に与えることができる工夫、
少しでも長くブース内に滞在してもらえる工夫をしています。
 
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リオエンターテイメントデザインにご相談ください!

今回掲載したデザインは
リオエンターテイメントデザインのデザイン実績の一部です。
ご予算やコンセプトに応じて
オリジナルデザインを作成いたしますので、お気軽にご相談ください。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
お問い合わせページはこちら

来場者が通り過ぎてしまうブースの特徴

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満を持して展示会に出展したのに全然人が来てくれない、
とお悩みの担当者も多いはず。
 
とりあえず出展していれば寄ってくれる人もいるだろうと
期待することもあるかもしれませんが、
決して安くない出展費用や通常の業務を後回しにしてまでかける大切な時間、
もったいないなと感じるブースも少なからず存在します。
 
様々な展示会に参加していて感じることは、
人が集まらないブースには、共通点があるということ。
まずそれを知りましょう。

その1.何のブースかが分からない

何を扱っている会社か、ウリは何か
一目で理解できないブースは、意外と多いもの。
これでは人が集まりません。
実感のわかない抽象的なアイキャッチ看板も同様です。
 
遠くから見えるように大きく、シンプルに、
ハッキリした色で、高い位置に掲げる必要があるかもしれませんね。

その2.「尖り」がない

よほどの有名企業でない場合、企業名だけで集客することはできません。
見たこともない企業名とロゴを
大きく掲げているブースがよく見られますが、
来場者の目線を集めるのに効果的とはいえないでしょう。
 
さらに、あれもこれもと製品を置きすぎて
何を見せたいのか分からなくなっている
「尖り」のないブースも実はたくさんあります。
 
この場合、社名よりも重要なのは「業界最安値」「日本初上陸」といった
会社や製品の特徴を見せながら、製品をある程度絞ってみるのがオススメ。
キョロキョロと目線を動かして歩きながら、
どのブースが自分にとって興味があるかを探す来場者には、
短く分かりやすいアイキャッチ看板が有効です。
 
参考

その3.入りづらい

大きな商品や受付台が置かれていて入り口が狭い
照明が暗い
受付台の下や奥にモノがたくさん置かれていて汚い
などで入っていきづらいブースも、人が集まりません。
 
複数人のスタッフが名刺入れを手に入り口で待ち構えていたり、
一箇所に固まって雑談していたり……。
逆にスタッフがひとりもいなかったりするブースも入りづらいですよね。
 
百貨店やショッピングセンターのテナント、飲食店など、
プライベートで出くわす「なんとなく入りづらいお店」から
ヒントを探してみるのもオススメです。

来場者が足を止めるのは……

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実際に展示会場を歩くと、
人が集まりワイワイにぎやかなブースと
閑散としているブースが見つけられると思います。
自社のブースを作る前に実際に展示会場を見学して、
この2つのブースにはどのような違いがあるのかを探してみてください。
 
来場者がブースの前で足を止めるのは、興味を持った時。
ターゲットが興味を持ちそうなことを念入りに調査して、
人の集まるブースづくりを目指しましょう!
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079

小間位置が悪い...悲運に負けない集客のコツ

半年前から計画していたブースに実際にお客様がいらっしゃるのを見るのが、

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展示会で当たった小間の位置が、
会場の最も奥まった場所だった……
小さいブースが密集しているど真ん中……。
 
満を持して展示会に申込んだのに
当選した小間の位置に恵まれず、やる気がなくなってしまった。
そんな担当者さんがよくいらっしゃいます。
 
しかし!落胆する前に!
できることがあります。
 
ここでは、小間位置が悪い時のブースの作りかたについて、ご提案します。

ブースデザインで負けない

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小間位置が悪い場合、まずブースの存在感を高める工夫が大切です。
 
キャッチコピー
 
特に小さい小間の場合、1つのブースが来場者の目に入るのはほんの一瞬。
 
ここで重要なのは、短く、わかりやすいキャッチコピーです。
いろいろなブースに目線を移している中で一瞬で目に入るように、
そして、その一瞬だけで文字の内容を理解させる工夫をしましょう。
もちろん、ターゲットがターゲットとなる来場者が気になっている、
興味を持ちそうな文言である必要があります。
 
遠くからでも気づいてもらえるように、大きく、ハッキリした色で、
高い位置に掲げる必要があるかもしれませんし、
ブース前まで歩いてきた人が最も見やすいように、
目線高のサブタイトルを設置することも有効であるかもしれません。
 
参考
 
飛び道具
 
飛び道具とは、目立つ手段のこと。
例えば、個性的な造作物やAR、プロジェクションマッピングなどが挙げられます。
 
独創的かつ目新しい飛び道具を活用することで、
「◯◯って会社知ってる?」と話題にのぼった時、
「展示会でARをやっていた会社ですよね」と
印象づけることができるようになります。
 
参考

接客で負けない

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同じ条件でも人が来るブースと来ないブースがあるとすると、
この「接客」が大きなカギを握っています。
 
ブースデザインの工夫ができたら、
スタッフの動きで居心地の良さを考えてみましょう。
 
待ち構えない
 
例えば、名刺入れを手にしたスタッフが
横一列に並んで入り口で待ち構えているといかがでしょう。
 
プライベートで訪れた服屋さんなどで実感したことのある人も
多いかもしれませんが、
そうしたスタッフが見えた瞬間きっと、
来場者は足早に、伏し目がちに通り過ぎていきます。
 
人通りがなく暇だと感じる時があるとしても、
いざ通った人に入りづらいと感じさせない動きが大切です。
 
参考
 
既存顧客へ来てもらう
 
心理学に同調行動というものがあります。
同じ立地にあってもすいているラーメン屋よりも
行列ができているラーメン屋の方が美味しく感じる、
人だかりを見ると何が起きているか気になって近づいてしまう、
赤信号はみんなで渡れば怖くない……。
 
これは、展示会でも同様。
人が立ち止まっているというだけで、それを見た人の注目を集めるのです。
 
既存顧客を招待して、たくさんの人に来てもらいましょう。
なお展示会の機会は、既存顧客との関係強化にも有効です。

この悲運は悲運ではない!

アクセスの良くない場所にまで歩いてきてくれる来場者は、
本当に必要なものを求める
真剣さを持った人である場合が多いです。
 
だからこそ、立地の悪い小間は、
見込み客に出会いやすい場所であるともいえます。
 
そう考えると、この悲運は悲運ではないのです!
 
当たった小間位置によって、
効果的なブースデザインもスタッフの動きもガラリと変わります。
デザイン会社へ依頼することも検討しながら、
その立地でしかできないブース運営を探してみてくださいね。
 
■株式会社リオエンターテイメントデザイン
Tel:03-6459-2079
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